『ファークライ6』『Rainbow Six Quarantine』発売日が2021年4月以降に延期へ。新型コロナウイルスの影響免れず、翌会計年度でのリリース目指す

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Ubisoftは10月29日、『ファークライ6』の発売日を2021年〜2022年の会計年度(2021年4月〜2022年3月)に延期することを発表した。同社の決算報告書にて明かされている。本作はもともと2021年2月18日の発売が予定されていた。新型コロナウイルスの影響によるあおりを受けたかたちで、発売日が翌会計年度にずれこむこととなった。あわせて今会計年度内の発売が予定されていた『Rainbow Six Quarantine』も発売延期が発表されている。
 

 
投資家向けの質疑応答にてUbisoft CEOのYves Guillemot氏は、新型コロナウイルスの影響がなければ『ファークライ6』『Rainbow Six Quarantine』のいずれも予定通りにリリースすることが可能だったとしている。Ubisoftは現在、職場環境を在宅業務に最適化するために進行しているという。Ubisoftの会計年度は4月に始まることから、具体的なリリース時期は2021年4月〜2022年3月のいずれかとなることが見込まれる。

『ファークライ6』はUbisoftによるオープンワールドFPSシリーズの最新作で、対応プラットフォームはPlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC。PS4/Xbox One版は共に次世代プラットフォームへの無料アップデートに対応しており、『ファークライ5』を手がけたUbisoft Torontoが開発していることが伝えられている。
 

 
同作ではかつて反映した熱帯の島国「ヤーラ」を舞台に、独裁に手を染め島の復興を目指す大統領アントン・カスティロとその息子ディエゴ、そして大統領の圧政に立ち向かう主人公ダニー・ロハスの戦いが描かれるとされている。人気ドラマ「ブレイキング・バッド」でグスタヴォ・フリング役を演じたGiancarlo Esposito氏がアントン役を演ずるなど、豪華な出演陣による重厚な物語が期待されている。

一方『Rainbow Six Quarantine』は、3人チームで寄生虫と戦うCo-opシューター。『レインボーシックス シージ』と同じUbisoft Montrealによる制作がアナウンスされていた。『レインボーシックス シージ』がPvPの枠組みを変えたのと同様、Co-op(PvE)に革新をもたらすために開発が進められていると伝えられており、2019年のアナウンス以来続報が待たれてきた。こちらはもともと2020年初頭のリリースが予告されていたが、2020年〜2021年の会計年度内へと発売を延期。さらに今回『ファークライ6』同様、次会計年度における発売へと持ち越されたかたちだ。
 

 
『ファークライ6』および『Rainbow Six Quarantine』の延期後の具体的な発売日程はまだ明かされていない。2021年4月〜2022年3月のいずれかの時期にリリースされることが見込まれている。

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