PS5版『No Man’s Sky』発表、11月12日配信へ。PS4版の所有者は無料アップグレード可能


デベロッパーのHello Gamesは10月29日、『No Man’s Sky(ノーマンズスカイ)』のPlayStation 5版を、11月12日のPS5のローンチと同時にリリースすると発表した。PS4版の所有者は、無料でPS5版にアップグレード可能となる。


今回の発表に合わせて、PS5版『No Man’s Sky』のトレイラーも公開。次世代ハードウェアによって、ランダムマップ生成はこれまで以上に豪華かつ豊か、そして密度の高い宇宙を生み出すことが可能になったそうで、序盤の比較映像ではさらなるディテールが追加されていることが確認できる。

PS5版では4K/60fpsに対応し、影の改善、描画距離の拡大、画面上に表示できるオブジェクトの増加、そしてライティングとボリューメトリック効果の改善がおこなわれる。また、はるかに広大で複雑な拠点をレンダリングすることが可能となったため、巨大なコロニーを協力して建設できるそうだ。マルチプレイは最大32人に対応し、クロスプレイも可能である。


また、DualSenseワイヤレスコントローラーのハプティックフィードバックも活用。ボルトキャスターを発射した際や、宇宙空間で建物のパーツが所定の位置にハマった際など、これまでにない感触をプレイヤーの手に伝えてくれる。PS5から導入される“Tempest”3Dオーディオ技術によって、さらなる没入感も実現するという。なお、3DオーディオはPS5のローンチ時点ではヘッドフォンでの利用をサポートし、今後テレビなどのスピーカーでも対応していく計画となっている。

このほか、ロード時間の短縮も実現。従来と比較して5〜10倍高速化され、太陽系から太陽系まで瞬時にワープすることが可能だという。また、後方互換機能によってPS VRでのプレイも継承する。

PS5版『No Man’s Sky』は11月12日配信予定。PS4版の所有者は無料でアップグレードでき、セーブデータも移行可能だ。ちなみに、海外ではXbox Series X|S版も同時発表されている。