Respawn Entertainmentは10月27日、『Apex Legends』シーズン7「ASCENSION」の詳細を公開した。新シーズンの開始にあわせては、新レジェンドとしてホライゾンが登場。また、新規マップの追加や新要素が実装されることも明かされた。
日本時間の11月5日より開幕される『Apex Legends』シーズン7では、新レジェンドとして天体物理学者のホライゾンが参戦するようだ。本日公開された「アウトランズ・ストーリーズ – “約束”」では、そんな同レジェンドのバックストーリーがお披露目。ホライゾン(本名:マリー・ソワーズ)は宇宙を研究する博士であり、愛する息子を抱えるひとりの母。国の深刻なエネルギー不足を解消するために雇われた彼女は、資源回復のカギを握るクリスタル調達の任務を受ける。そして、必ず戻るという約束を胸に、息子をひとり地上に残し、宇宙の果てへ旅立つのであった。
しかし、待ち受ける運命はホライゾンを翻弄する。クリスタルの発見に成功した彼女であったが、なんと組織の裏切りによって船ごと宇宙空間に捨てられてしまう。彼女は利用されたのだ。月日だけが流れていくなか、ホライゾンはひたすら宇宙を漂流することに。だが、息子との約束は決して忘れていない。再びクリスタルを発見したホライゾンは、ブラックホールを通じて宇宙空間からの脱出に成功。そして87年もの時を経て、故郷オリンパスへと帰還するのであった。
今回ホライゾンの登場こそ明かされたものの、その能力についてはまだベールに包まれている状態。一方、先日より同レジェンドは『Apex Legends』の射撃訓練場にてすでに姿を現しており、モニター越しではあるものの、彼女の声や人となりをうかがい知ることができる。また、彼女から与えられるミッションの中には、グラビティリフトの起動というものも含まれていることから、もしかすると重力の扱いに長けたレジェンドとなるのかもしれない。
ホライゾンのほか、シーズン7ではついに新マップも実装。その名もオリンパス。そこはホライゾンの故郷であり、また『Apex Legends』の公式設定上では、オクタンとライフラインの出身地としても触れられている。こちらの詳細についても現時点で明かされていないものの、公式サイトの説明によると、「雲の中にそびえ立つ緑豊かな美しい街」となっているようだ。さらにマップの広さについてはかなり広大なものとなるようで、マップ内にはトライデントという名の乗り物も用意されるという。そしてトライデントは、味方全員を一度に乗せることも可能なようだ。
そのほかシーズン7における新要素としては、クラブ機能が登場。こちらはプレイヤー同士でのコミュニティ作成ができる機能となるようだ。詳細については現時点で明かされていないが、おそらくプレイヤーが自由に独自のクランを作成できる機能となるのだろう。ほかにもシーズン7では、これまでのシーズンと同様にバトルパスが刷新。また新たなランクシーズンも開幕される。なお、ランクマッチにおけるマップローテーションについては、スプリット1にオリンパス、スプリット2にワールズエッジを出現させるとのことだ。
以上が今回明かされたシーズン7「ASCENSION」の概要となる。ちなみに開幕まで残り1週間あまりということもあってか、実は現行シーズンのマップ内でもいくつか変化が現れ始めている。先日からはキングスキャニオン・ワールズエッジの両マップ内の上空にUFOらしき謎の飛行船が出現。また本日より、ワールズエッジ内のロケットが発射準備の状態へと切り替わっている。いずれの変化も宇宙にまつわるものであることから、天体物理学者であるホライゾン、また新たな舞台オリンパスの登場を示唆したティザー要素なのだろう。『Apex Legends』プレイヤーは、今のうちにこれらも確認しておこう。
『Apex Legends』シーズン7「ASCENSION」は、日本時間の11月5日より開幕予定。また同日には、本作のSteam版もリリースされる。