PS4『ゴースト・オブ・ツシマ』のレイドモードは、10月30日配信へ。マッチメイクなし、4人での高難度ガチ冥人バトル


Sucker Punch Productionsは10月23日、PS4向けゲーム『ゴースト・オブ・ツシマ』マルチプレイコンテンツ「大禍」モードを現地時間10月30日に配信すると発表した。先日配信された無料コンテンツ「Legends/冥人奇譚」に連なるものとなっており、すでにマルチプレイをやりこんだユーザー向けのエンドコンテンツとなっている。

「大禍」では、奇譚モードで語られたストーリーがクライマックスに達するという。般若と呼ばれる壱与の国での戦いが、三幕構成で描かれそうだ。特筆すべきは、「大禍」モード「壱与之譚」では、マッチメイキングが不可であるということ。すでに実装されている「奇譚」と「九死」はマッチメイキング可能であるが、「大禍」では不可となる。Sucker Punch Productionsは「前もってチームを手配し、準備する必要があります」と語っている。友人と遊ぶ必要があるわけだ。

またモードをクリアするには、気レベル100以上とすることが推奨されている。高難度で奇譚や九死を周回し高レベルの装備を獲得し、歴戦の冥人が阿吽の呼吸を見せなければ、クリアできないということだろう。こうした条件からも「大禍」モードの難易度の高さが伺える。


あわせて、「奇譚」「九死」において週替りの挑戦(ウィークリーチャレンジ)が追加されることが発表された。毎週土曜日午前1時に、条件付きのミッションが登場するという。これらのミッションの難易度はすべて「百鬼」であり、極めて難しいとのこと。優秀なスコアを記録したチームは、毎週のリーダーボードに載せられるという。しかし、難易度に見合った装備が手に入るとも。追加目標を達成できれば、そのグレードはさらに上がることだろう。

「Legends/冥人奇譚」は、先日『ゴースト・オブ・ツシマ』に実装された無料のマルチプレイコンテンツ。「奇譚」はストーリー型のミッションとなっており、拠点の制圧や特定人の暗殺など多彩な目標をこなしていく。2人の協力プレイに対応。「九死」はいわゆるホードと呼ばれる防衛モード。迫りくる敵を自陣に入らせないように、立ち回っていく。こちらは4人の協力プレイに対応している。4タイプの役割(ジョブ)から好きなものを選び、ミッションをクリアするのだ。達成することで装備などが手に入る、いわゆるハクスラ型のコンテンツとしての側面もある。「大禍」は、それらに続くレイドミッションであるというわけだ。

なお本日のアップデートでは、不具合の修正もなされている。ネットワークエラーメッセージが表示される問題が修正され、「奇譚」チュートリアルで詰まってしまう不具合も調整される。ともにプレイしたユーザーを、PSNの「一緒にプレイした人」にて確認することもできるようになるそうだ。
【UPDATE 2020/10/23 15:45】
不具合アップデートの日付を修正