自由度の高い乗り物製作ゲーム『Hello Engineer』発表。『Hello Neighbor』と世界観を共有、独自の乗り物を作り廃墟遊園地から脱出せよ
パブリッシャーのtinyBuildは10月21日、『Hello Engineer』を発表した。本作は、ステルスアクションゲーム『Hello Neighbor』と世界観を共有する乗り物製作ゲームだ。GoogleのクラウドゲームサービスStadia先行で、2021年に配信する。
『Hello Engineer』の主人公は、『Hello Neighbor』の舞台でもあった閑静な住宅街Raven Brooksで暮らす、発明クラブのメンバーの子供たち。彼らは発明コンテストでの優勝を目指して、放棄された遊園地Golden Apple Amusement Parkに忍び込み、乗り物を作るための素材を探していたが、何らかの理由により遊園地内に閉じ込められてしまう。そして遊園地には、子供たちの様子をこっそりうかがう人物がひとり。このシリーズでおなじみの、あの怪しい隣人のおじさんである。
本作にてプレイヤーは、遊園地内を探索して素材を集めて乗り物を作り、遊園地から脱出することを目指す。素材には、フレームや歯車、タイヤやホイール、エンジンなどのほか、武器になるものも発見できるという。遊園地らしく、アトラクションに使われていたらしき素材も多いようだ。そうした素材は自由に組み合わせることができ、どのような乗り物を作るのかはプレイヤーのイマジネーション次第である。
タイヤの付いた車だけでなく、ジェットエンジンを使えば空を飛ぶことができ、またロボットのようなマシンを組み上げることも可能。さらに、スマートモジュールを使って可動パーツのアクションを設定したり、電気回路を繋げるなど、より高度な作業をおこなえば乗り物でできることは広がっていく。自動運転の車両を作ることもできるという。また、例のおじさんは恐ろしいロボットを操り子供たちを襲う。これに対抗する武器の搭載も求められそうだ。
ゲームモードには、資源が無限に用意され自由な製作を楽しめるクリエイティブモードと、一定の資源の中で目標をこなすチャレンジモード。そしてBumper Carと呼ばれるアリーナ内で乗り物を作り、ほかのプレイヤーや敵ロボットと戦うPvP/PvEモードが用意される。本作は協力プレイにも対応し、一緒にひとつの乗り物を組み上げ、改善していくことも可能だ。
『Hello Engineer』は、Stadia先行で2021年配信予定。そのほかのプラットフォームについては現時点では明かされておらず、Stadiaの独占期間も不明である。販売元tinyBuildは、『Hello Neighbor』シリーズのイベント「Hello Halloween」の放送を10月26日に予定しており、ここで本作のゲームプレイの詳細を披露するとのことだ。