『ファイナルファンタジーVII リメイク』発売後初のアップデート1.01配信開始。不具合修正
スクウェア・エニックスは10月21日、『ファイナルファンタジーVII リメイク』のアップデートバージョン1.01の配信を開始した。今年4月に発売されて以来の、初めてのアップデートとなっている。
1.01のアップデート内容は、「不具合の修正」。英語では「Various bug fixed(さまざまなバグの修正)」となっている。『ファイナルファンタジーVII リメイク』の開発においては自動QAシステムが導入されており(ファミ通)、大作としてはバグの数は抑えられている印象。一方で、ダクトバグをはじめ、いくつかの場面でのフリーズ発生が報告されていた。そうしたバグを修正するものとなるだろう。
ファイルサイズは141MBになっているということで、マイナーアップデートであるものの、それなりの規模である。なお一部の間では、ソースのないパッチノートが出回っているようだ。スクウェア・エニックスは具体的な修正箇所については明かしていないので、留意してほしい。現在ユーザーが検証を進めており、そうした確認によって変更箇所が明らかになる可能性がありそうだ。
『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、PS向けに発売された『ファイナルファンタジーVII』をベースにしながら、ゲームそのものを再創造した作品。グラフィックは最新技術を用いたフル3Dになり、ターンベースだった戦闘はアクションベースになっている。クラウドたちのミッドガル脱出までの物語を描いた作品であるが、オリジナルを丁寧になぞりつつ、独自の要素も盛り込み高い評価を獲得した。発売後は拡張コンテンツなど配信されておらず、それゆえに今回が初のアップデートとなったわけだ。
公式発表はされていないものの、分作として続編の開発が始まっているという。不具合が少なくなった本編を遊びつつ、クラウド達の歩むであろう“未知なる旅”に思いを馳せておこう。