Mojangは10月19日、『マインクラフト ダンジョンズ』の有料DLC「Howling Peaks」を紹介するビデオ「Minecraft Dungeons Diaries」を公開した。「Howling Peaks」は『マインクラフト ダンジョンズ』の3つ目のDLCとなる。発売時期は12月を予定。無料アップデートでは、アポカリプスⅦ以降の難易度「アポカリプス プラス」が追加される。「Howling Peaks」を含む4つのDLCが配信されるシーズンパスも発売予定だ。
『マインクラフト ダンジョンズ』の3番目のDLC「Howling Peaks」では、嵐が吹き荒れる山岳地帯が舞台となる。これまでのDLCと同様に、3つのミッションが用意されている。新たな装備やアーティファクト、Mob、謎解きを楽しめる。
無料アップデートでは、新たな難易度「アポカリプス プラス」が実装される。これまでの最高難易度はアポカリプスⅦだった。「アポカリプス プラス」では、さらに上位の20段階の難易度が追加。この難易度は『マインクラフト ダンジョンズ』で、究極の難易度を求めるプレイヤー向けのもの。得られる報酬や装備も、より上位のものになるはずだ。無料アップデートでは難易度がオプションとして解放されるのみ。平和的にプレイしたい人は今までどおり遊べるとのことだ。
「Howling Peaks」は『マインクラフト』本編で登場する山岳バイオームを、『マインクラフト ダンジョンズ』へ持ち込んだDLCだ。風の力を利用した謎解きなど、山岳地帯ならではの仕掛けも用意されている。さらにユニークな防具の実装も予告されている。たとえば、Climbing Gearは、厳しい環境の高山に合わせた装備。敵の攻撃や強風によるプッシュバックを防いでくれるという。またイチ押しの装備として、Mountain Goat Armor(ヤギの防具)も登場するそうだ。
登場するMobも、独特なものが紹介されている。Wind Callerはウィッチから派生したMobに見える。こちらはプレイヤーの足元にガスを発生させる。このガスはプレイヤーを空中へ浮かせて、落ちたときに大ダメージを与える。Ravagerは『マインクラフト』に登場する猛牛のような見た目のMobだ。プレイヤーを見つけると突進してくる。Squall Golemは、ゴーレムの一種で、普段は眠っている。プレイヤーが近くのクリスタルへ風の力を与えると、敵性Mobとしてプレイヤーへ突進してくるだろう。
獰猛なものだけでなく、可愛いらしいMobも登場する。Wooly Cowは『マインクラフト アース』に登場したウシの一種だ。高山地帯に適応しており、モサモサの長い毛に覆われている。Mountain Goatは、『マインクラフト』本編に登場予定のMobだ。普段はおとなしいが、プレイヤーが攻撃すると反撃してくる。同作の次期大型アップデート「Cliffs and Caves」の予告映像では、頭突きでウシを崖から突き落とすなど、気まぐれな面もあるMobだ。
新たなシーズンパスも発売予定だ。『マインクラフト ダンジョンズ』本編と同時に配信されたシーズンパス「ヒーローパス」は、予定されていた2つのDLCが配信済みとなった。新たなシーズンパスでは、「Howling Peaks」を含む4つのDLCが配信される予定である。