『龍が如く』と『ベア・ナックルII』が融合。桐生と真島が戦う『Streets Of Kamurocho』Steamにて期間限定無料配信へ
セガは10月15日、『Streets Of Kamurocho』を発表し、期間限定で無料配布すると発表した。現在セガは設立60周年を記念した大規模なSteamセールを展開中。『Streets Of Kamurocho』は、セールキャンペーンの一環として配布されるようだ。配布期間は10月17日未明から10月20日午前3時まで。
『Streets Of Kamurocho』は、『龍が如く』と『ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌』を融合させた作品だ。『ベア・ナックル』の英語名は『Streets of Rage』であり、ここに神室町をまじえて『Streets Of Kamurocho』というタイトル名が作り上げられた。プレイヤーはシリーズの顔である桐生一馬と真島吾朗を操作して、神室町を暴れまわる。「三代目会長の死」との文言が確認できることから、初代『龍が如く』がベースになっているのだろう。
ゲームプレイは『ベア・ナックル』らしくベルトスクロールアクションとして展開される。桐生や真島が神室町の天下一通りにて、パンチやキックをまじえて敵と戦っている。ローカルCo-opにも対応しており、SteamのRemote Play Togetherを使用すれば離れた友達とも遊べることだろう。開発にはセガのほか、アメリカ・サンディエゴのスタジオEmpty Clip Studiosが携わる。
同スタジオはコンサルやゲーム開発をおこなうスタジオで、『ファイナルファンタジーXV』の予約特典として用意されたレトロなアクションゲーム『A KING’S TALE FINAL FANTASY XV』や、『Dead Island』のレトロ風アクション『Dead Island Retro Revenge』を手がけてきた。人気ゲームを題材にした、ちょっとしたアクションゲームの制作に実績あるスタジオだというわけだ。なお『Streets Of Kamurocho』については、ストアページは日本語で表記されているものの、ゲーム内は日本語字幕/UIには非対応である。
セガはSteamでの60周年セール記念中、毎日オリジナルゲームを配布するようだ。本日15日には『カンパニー・オブ・ヒーローズ』をレトロ化する『Armor of Heroes』が、16日には『ファンタジーゾーン』から影響を受けたシューティング『Endless Zone』が、18日には幻の開発中止リメイクタイトル『Golden Axed: A Cancelled Prototype』が配布される。いずれのタイトルも、ここでしか手に入らないものばかり。セガファンはSteamストアを毎日チェックしておこう。