パブリッシャーのGrindstoneは10月13日、『Die by the Blade(ダイ・バイ・ザ・ブレード)』のクラウドファンディングキャンペーンをKickstarterにて開始した。本作は、スロバキアのデベロッパーTriple Hill InteractiveとToko Midori Games(十湖美鳥氏)によって共同開発中の剣戟対戦ゲームだ。『ブシドーブレード』や『侍道』『ダークソウル』から影響を受けていることが公言されている。
『Die by the Blade』は、日本の戦国時代と現代・近未来のビジュアルをブレンドした“サムライパンク”の世界観にて、1対1の近接戦闘を楽しめる対戦ゲーム。体力バーが存在せず、頭部や胴体にクリーンヒットすると勝負が決する、『ブシドーブレード』のように一撃死システムを採用していることが特徴のひとつだ。シビアな駆け引きや読み合いが勝敗を分ける。
キャラクターには、戦国時代から近未来までさまざまなバックストーリーを持つ個性豊かな10体を用意。見た目や衣装のカスタマイズも可能だ。ファイトスタイルは、刀・野太刀・薙刀・脇差・直刀などの武器に紐づいており、選択した武器に合わせたムーブセットにて戦うことになる。武器のアップグレード要素も用意されるが、勝敗を分けるのはあくまでプレイヤーのスキルだという。
攻撃面においては、頭部や胴体へのクリーンヒットを目指すことは先述したとおり。そのほかの部位を斬りつけた場合は、相手に傷を負わせることとなり、何らかのアドバンテージを得ることができるそうだ。防御面については、タイミングを見切って相手の攻撃を弾くパリイやドッジロールが有効。ゲームプレイでは相手の攻撃方向を示す表示らしきものが確認できる。本作の試合で生き残るには、防御はカギになる要素とのこと。
ゲームモードは、CPU相手の対戦モードやチャレンジモード、物語要素のあるキャンペーンモードのほか、ローカル・オンライン対戦モードを収録予定。マルチプレイ用にはトーナメントモードや、ランキングシステムも用意される。
『Die by the Blade』のKickstarterキャンペーンは、初期目標金額を2万ドル(約210万円)に設定して、今後31日間にわたって実施。25ドル(約2636円)以上の出資で本作を入手できる。ゲーム内は日本語表示に対応し、2021年6月に配信予定。まずはPC向けにリリースし、のちにコンソール版も配信する計画だそうだ。
また、Kickstarterキャンペーンのより高額な出資プランでは、特別なゲーム内アイテムのほか、職人が製作する「鬼神面」や「武士道の指輪」「和包丁」などのリアルアイテムも用意されている。興味のある方はキャンペーンページをチェックしてみてはいかがだろうか。