『テラリア』に新NPCなどを追加する1.4.1アプデが10月14日配信へ。本当に最後のコンテンツアプデになると予告


Re-Logicは10月13日、『Terraria(テラリア)』バージョン1.4.1アップデートを現地時間10月13日(日本時間10月14日)に配信すると発表した。同アップデートは、『テラリア』における最後のコンテンツアップデートになる予定だという。

バージョン1.4.1は、『テラリア』のゲームバランスを調整しつつ、コンテンツの追加をはかるというもの。『テラリア』PC版では今年5月に、大量のコンテンツを追加するバージョン1.4大型アップデート「The Journey’s End」が配信された。しかしアップデート規模が大きければ、実装後もある程度の調整が必要。バージョン1.4.1では、バランス調整とバグ修正をしつつ、コンテンツを追加するというわけだ。

具体的には、ファイナルNPCや衣装の追加に新たな実績が導入、多くのバランス調整とバグ修正が実施され、長きにわたり望まれていたゲームクレジットを『テラリア』スタイルで実装するという。具体的なバランス調整予定の内容については、過去記事に掲載しているので、そちらを参考にしてほしい。

Re-Logicは、2011年に『テラリア』をSteam向けに発売して以来、9年以上にわたり無料アップデートを続けてきた。フォーラムを設けてユーザーの声を聞きつつ、コンテンツの追加に加えて、遊びの幅をもたらすアップデートを実施してきた。大型アップデートを実施するたびに、Re-Logicは開発の区切りを強調してきたが、最終的には新たなアップデートが実施されるという流れが続けられてきた。バージョン1.4で「The Journey’s End」と名付けられており、同アップデートによるコンテンツ開発の終了が示唆されていた。しかし、今回バージョン1.4.1が配信されることになる。


Re-Logicの“(アップデート)終わる終わる詐欺”は、一種のネットミームになっており、今回のアップデートを予告する動画のコメント欄でも、アップデート終了を疑う大喜利が繰り広げられている。Re-Logicはバージョン1.4.1に「Journey’s Actual end(旅の本当の終わり)」と名付け、「This is expected to be the final content update for Terraria(テラリアにとっての最後のコンテンツアップデートになることが予定されています)」と語っており、終止符を打とうとしているのは確かなようだ。本当に『テラリア』のアップデートは終わるのか。アップデートの「その後」にも注目が集まるところだろう。

『テラリア』バージョン1.4.1は、現地時間10月13日(日本時間10月14日)に配信予定。国内コンソール向け配信については、国内販売を担当するスパイク・チュンソフトによる発表を待っておこう。