Raiser GamesとU-Play Onlineは10月16日、ストリーマーシム『Youtubers Life OMG』の日本語版をPS4/Xbox One/Nintendo Switch向けに10月29日にリリースすると発表した。価格は3500円。なお、現在販売中のSteam/iOS/Android版については、次回アップデートにて正式に日本語対応するとのことだ。
『Youtubers Life OMG』は、ストリーマーとなって「U-Tube」に動画をアップロードし、究極のインフルエンサーを目指す人生経営シミュレーターだ。母と新たな土地に引っ越してきた学生であるプレイヤーは、学業と“ユーチューバー(U-Tuber)”を両立させつつ、成り上がりライフを目指していく。
ゲームをスタートしたら、性別・髪型・服装、スーパースターや社交的、パリピなどのパーソナリティを設定してアバターを作成する。次に、自身の動画チャンネルのジャンルを設定しよう。ジャンルは「ゲーミング」「音楽」「料理」「ファッション」の4種類。ゲーム実況や料理、歌ってみた動画やコーディネート紹介など、異なるプレイフィールを楽しむことができる。
動画作成は、設定・録画・編集の3つのステージで構成される。設定ステージでは、動画撮影に用いるアイテムを選択する。たとえばゲームチャンネルであれば、パソコン・ウェブカメラ・マイクといった機材、プレイするゲームタイトルを選んでいく。ゲームタイトルやハードごとに人気が設定され、時間が経つと人気は下がっていくようだ。注目度の高いタイトルを撮影対象にすれば、それだけ動画再生数も伸びていく。
録画ステージでは、アイデアを消費して「あいさつ」や「おかしなコメント」などのスキルカードを選択。カードごとに設定されたスキルポイントを付与して、動画のクオリティを上げていこう。録画が終わったら編集作業に入る。各クリップにはジグソーパズルのような継ぎ目があり、上手く繋ぎあわせていく必要がある。編集時にエフェクトを使用してクオリティアップを図ることも可能だ。
編集が完了すると、完成品が評価されて経験値を得られる。その後、動画をレンダリングしてアップロード。動画を見た視聴者から「次の動画が待ちきれない」「時間を無駄にした」といったコメントが寄せられる。
動画投稿やミッションをこなしていくことで、経験値を入手してレベルアップ。新たな撮影手法やスキルカード、ネットショッピングで購入できるアイテムなどが増えていく。PCやウェブカメラをアップグレードして撮影解像度やレンダリング速度を上げたり、経験値とは別に得られるポイントを消費して能力を上昇させ、さらなる動画再生数・チャンネル登録者数の獲得を目指す。
先述したように、プレイヤーは学生だ。学業を疎かにすると成績が下がる。当然、母にも叱られる。学業との両立は忘れないようにしよう。また、成績が良ければ母からお小遣いが貰えるのだが、新たな機材を購入するには心許ない。チャンネルが成長していけば広告収益にも期待できるが、初期段階では雀の涙ほどの金額だ。救済措置として、本作にはバイトシステムが存在する。新聞配達や洗車などの仕事に応じた報酬が貰えるので活用したい。そのほかにも、スマートフォンで友人を呼んで交流したり、イベントに参加して新たな交友関係を築き、知名度を上げていくといったコミュニケーション要素も搭載されている。
なお、プレイヤーには睡眠ゲージと食欲ゲージが設けられており、睡眠と食事も怠ってはならない。結果として、動画投稿、学業、交流、バイト、睡眠、食事を効率よくこなしていく必要がある。バイトで得た報酬で機材を注文。機材が届くまでに学業をこなし、帰宅後に届いた機材を設置して動画を撮影。食事を済ませた後に編集作業を行い、レンダリング中に睡眠をとる。人気ストリーマーへの道は険しいようだ。
本作を手がけたのは、スペイン・バルセロナを拠点とするU-Play Online。本作は、初ユーチューバーシミュレーターとして注目を集め、2016年にリリースされたSteam 版は「トップ100ベストセラー」となった。今回の日本語コンソール版のリリースをきっかけに、あらためてプレイしてみてはいかがだろうか。
ストリーマーシム『Youtubers Life OMG』の日本語版は、PS4/Xbox One/Nintendo Switch向けに10月29日リリース予定だ。