地下鉄駅運営SLG『Overcrowd』Steam正式リリース。日本語も対応済みで、さらにワチャワチャした駅を管理しよう


インディースタジオSquarePlay Gamesは10月6日、『Overcrowd: A Commute ‘Em Up』(以下、Overcrowd)をSteamにて正式リリースした。正式リリースにあわせて、10月21日まで同作を30%オフの1435円で購入できるセールが実施されている。

『Overcrowd』は、地下鉄の駅を題材とした経営シミュレーションゲームだ。プレイヤーは地面を掘って地下鉄駅を形成。線路を引いて乗り場を設置し、階段やエスカレーターをり駅としての体裁を整えていく。お店やごみ箱といった施設を設け、駅を拡張する。販売員や清掃員、警備員、整理係といったスタッフを雇用して配置。電車を動かしながら、整備と拡張を重ね、人がごった返す駅を丁寧に運用するのだ。

タスクの優先順位付けや休憩の設定などのスタッフマネジメント。人の流れや危険度・清潔度・治安などを管理する利用者マネジメント。ごみの収集・電力・気温の管理・店の値段や在庫・通勤者の動き方など、さまざまな部分に気を配り、たくさんの人々に利用してもらえる人気の駅を作り上げよう。


正式リリースにあたっては、Everyday People Updateが実施されている。同アップデートでは、車椅子ユーザーから、スーツのサラリーマン、杖を使う身体不自由者まで、さまざまなタイプのお客が追加され駅がにぎやかになっている。またスタッフに着させるユニフォームのオプションを導入。ロッカーの設置が可能になり、制服を着用したスタッフは能力も向上するとのこと。救急救命士向けの服や作業着など、職業に応じた制服を着せよう。制服システムが導入されたことにより、見た目が楽しくなることだろう。


またユーザーの要望が多かったという、ヒートマップ機能を実装。ホットスポットや評判が落ちている場所などを、すぐに確認できるようになった。ホットスポット機能では、ゴミや人混み、儲かっている場所などがひと目で分かる。新たな電車も追加されているという。そのほか、QoL(快適さ)に関わる部分にも取り組まれており、ホットキー対応やスタッフへの独自のラベリングなど、既存ユーザー向けの改善も多数なされているとのこと。もちろん、最適化やパフォーマンス向上にも手が入れられている。そのほか、駅構内に鳩が登場するようにもなっている。390以上の変更がなされているようなので、詳しい変更点についてはパッチノートを参照してほしい。

『Overcrowd: A Commute ‘Em Up』はPC(Steam)向けに配信中。Steamレビューの評価は「非常に好評」。以前のアップデートにより、日本語字幕/UIにも対応している。