PS4などの「トロフィーシステム」が刷新へ。次世代のゲーム体験に向けて、よりやりがいのあるシステムに


ソニー・インタラクティブエンタテインメントは10月7日、PlayStation(プレイステーション)の「トロフィーシステム」を刷新することを明らかにした。10月8日よりアップデートが配信され、自動的にシステム側に実装される。

トロフィーとは、対応するゲームにて特定の条件を満たすことで、その難易度などにより4種類のグレードのトロフィーが獲得できるシステム。PS3時代に初めて導入され、このたび次世代のゲーム体験に向けて改良をおこなうという。

まず、現在は1〜100まで用意されているトロフィーレベルを、1〜999へと拡張。これに合わせて、既存ユーザーのトロフィーレベルは自動的に設定し直されるとのこと。例として、現在トロフィーレベルが12の場合、アップデート後は200くらいになるそうだ。正確には、獲得しているトロフィーの数とグレードによって決定される。なお、すでに獲得しているトロフィーや、獲得条件などのトロフィーが持つ情報の変更はおこなわれない。

トロフィーレベルの計算システムも刷新。以前より最適化し、さらにやりがいを感じられるシステムへと進化するという。序盤はレベルが上がりやすく、その後も今までより継続的に上がっていくようになるとしている。プラチナトロフィーに関しては、従来よりレベルの進行度に大きく影響し、さらに価値のあるトロフィーになるそうだ。

トロフィーレベルのアイコンもアップデートされる


トロフィーシステムのアップデートは、10月8日から順次配信予定。新しいトロフィーレベルは、これまでに使用していたハードやPS App、そしてMy PlayStationを含む、トロフィーレベルが表示されるすべての場所に反映される。また、これまでに獲得したトロフィーは、11月12日に発売予定のPS5に移行した場合にも引き継がれる。