パブリッシャーのDevolver Digitalは10月5日、2Dアクションゲーム『Disc Room』を10月22日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)とNintendo Switch。Steam版は、日本では時差の関係で10月23日に配信される。
『Disc Room』は、『Minit』を手がけたJan Willem Nijman・Kitty Calis両氏と、『High Hell』の開発者Terri Vellmann氏、そして『SLUDGE LIFE』などのコンポーザーDoseone氏らによるコラボレーションで生み出された、見下ろし型視点の2Dアクションゲームだ。舞台となるのは2089年の世界。謎の巨大円盤が木星の軌道上に現れ、科学者の国際チームがその調査に向かう。
巨大円盤の内部は、多数の小部屋で構成された施設になっており、丸鋸のような刃の付いたディスクがプレイヤーを容赦なく襲う。ディスクは、部屋の中を縦横無尽に移動したり、周囲の壁に沿って走ったり、あるいは時折高速で突っ込んできたり、動きは遅いが巨大だったりなどさまざまな種類のものが登場。触れるとバラバラに解体され死んでしまうため、隙間を縫うように走ってかわすしかない。そんな宇宙畜殺場にて、指定の条件を満たし部屋の扉を開けて施設内を探索していくのだ。
部屋の扉を開ける条件には、たとえば?秒間生き残るとか、?秒以内に死ぬ、?種類のディスクで死ぬなどといったものがあり、条件を満たした上で死ぬと隣の部屋への扉が開く。一度扉を開ければ部屋の移動は自由。別の扉を開けてほかのルートを調べるために、さらなる条件のクリアに挑戦するのも良いだろう。そして、ゲートキーパーと呼ばれるボスの部屋にたどり着き、ディスク攻撃を避けながらアイテムを拾って攻撃し倒すことができれば、次なるエリアへと進むこととなる。
部屋では、時間経過でディスクがどんどん増えていくため、かわす難易度がどんどん高くなっていく。そこで役立つのが、ゲームを進める中で入手できるアビリティだ。たとえば、ディスクをすり抜けられるダッシュや、一定時間まで時間経過を遅くできるスロウなどがある。使用回数に制限はないものの、いくらかのクールダウンが必要なため、ここぞというタイミングで利用することになるだろう。本作では、各部屋での生存時間がカウントされており、どれだけ長く生き残れるかを、ほかのプレイヤーと競う要素も用意されている。
『Disc Room』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)とNintendo Switch向けに10月22日配信予定だ(Steam版は10月23日配信)。Nintendo Switch版の国内配信については現時点では不明だが、Devolver Digital作品は基本的に日本でも配信されているため楽観視できそうである。ゲーム内は日本語表示に対応する。