『原神』次回アップデートで日本風の地域「イナズマ」が実装か。雷の元素を司る、神里綾華の出身地


『原神』の次回アップデートでは日本風の地域「イナズマ」が追加されるようだ。本作の舞台となるのは7つの元素が絡み合う幻想世界テイワット。現在は2種類の地域が実装されており、それぞれ実在の国をモチーフとした街並みが構築されている。プレイヤーが最初に訪れることになる「モンド」はテイワット大陸の北東部に位置する自由の城で、中世ヨーロッパを思わせる意匠だ。一方、大陸の東部に位置する港町「璃月」は中国風のエスニックなデザイン。東洋風の楼閣が並び、アジアンな香りの漂うつくりとなっている。

現在訪れることのできる地域はモンド・璃月の2か所のみだが、物語では7つの元素に紐づいた地域がそれぞれ存在していることが明かされている。今後のアップデートにともない、すべてのエリアを尋ねることができるようになる見込みだ。現在の2か所を探索するだけでもゆうに60時間はたっぷり見て回る規模になっており、最終的に完成する世界の広さは相当なサイズになることが予測される。

気になってくるのは、次回アップデートで追加される地域がどこになるのだ。現在出会えるキャラクターの中には、何名か他の地域とのゆかりが語られている人物たちがいる。もっとも顕著なのがイナズマと呼ばれる地名で、その名の通り雷の元素を司る都市だ。NPCとの会話の中でしばしばその名が語られ、日本がモチーフとなっていることがうかがえる。プレイアブルキャラクターとしては、刀を扱う少女「神里綾華」がイナズマ出身であることがわかっている。

海外メディアのDualShockersは運営会社のmiHoYoにインタビューしており、イナズマの実装予定について直撃。勘のいいプレイヤーであれば、現在開発中の新しい都市がどこだか見当がつくだろうとの回答を得ている。やや曖昧ではあるが、イナズマの実装について肯定したかたち。「なるべく早くお届けする」との言葉があったものの、具体的にいつアップデートが実装されるのかは今のところ不明だ。DualShockers記者は10月12日にバージョン1.1アップデートが配信されるのではないかという噂に触れつつ、新たな地域の追加時期については慎重な見方に留めている。

原神』は、PlayStation 4/PC/iOS/Android向けに、基本プレイ料金無料で配信中。Nintendo Switch版は鋭意開発中だ。