デベロッパーのCD PROJEKT REDは10月5日、『サイバーパンク2077』の開発が完了したことを明らかにした。予定どおりPC/PlayStation 4/Xbox One向けに、11月19日にローンチを迎えることとなる。
『サイバーパンク2077』は、『ウィッチャー』シリーズで知られるCD PROJEKT REDが手がける新作オープンワールド・アクションアドベンチャーゲーム。プレイヤーは主人公のV(ヴィー)となり、未来の巨大都市ナイトシティを舞台に謎のインプラントを追う。傭兵としてフィクサーから仕事を請け負い、豊富に用意される武器やハッキングスキル、身体強化インプラントなどを駆使しながら、ギャングや警察、あるいはライバルの傭兵などと戦い、自らの評判を上げながら物語を進めていくのだ。
本作は、もともとは2020年4月16日に発売予定だったが、巨大なスケールの作品であり膨大かつ複雑なコンテンツを有するため、そのテストやバグ修正などに時間が必要だとして9月17日に延期。そして6月には、同様の理由で2回目の延期をおこなっていた。
CD PROJEKT REDジャパン・カントリー・マネージャーの本間覚氏は自身のTwitterアカウントを通じて、今回ついに開発完了したことで「11/19発売への障害はなくなりました」とコメント。これ以上の延期はない旨を宣言した。ただ、プレイヤーの体験を少しでも良くするため、発売後も含めまだまだゲームを改善していく考えだそうだ。
同社ジャパン・ローカライズマネージャーの西尾勇輝氏も、本作の開発完了を報告。そして、「これからも引き続きブラッシュアップしていきます!まだまだやれることはある!」と、同じくこれからも改善作業を続けていくことを述べている。また、日本語吹き替え用の台本を披露。膨大な量の台本だが、本間氏によると捨てしまったものも結構あり、これでも一部分なのだという。また、西尾氏はボツになったセリフもいっぱいあったとしている。約1か月後には、日本語版にてそうした仕事の成果を堪能できることとなる。
『サイバーパンク2077』は、PC/PS4/Xbox One向けに11月19日発売予定。PS5/Xbox Series X|S版のリリースも計画されている。