パブリッシャーのActivisionは10月1日、『Call of Duty: Black Ops Cold War』に収録予定の「ゾンビモード」の情報を公開した。
「Black Ops」シリーズではおなじみとなった、アンデッドの大群に立ち向かうゾンビモード。本作では、プレイヤーはシリーズ1作目にも登場したロシア系CIA工作員グリゴリー・ウィーバーが率いるCIA支援の国際的対応チーム「レクイエム」の一員となる。舞台は荒廃した第二次世界大戦時代の地下施設だ。ここには強大な力が眠っているとされ調査に向かうが、レクイエムのライバルであるソ連の「オメガ・グループ」もそれを狙っている。本作のゾンビモードでは、こうした1980年代初頭を舞台にするチャプター「Die Maschine」を楽しめる。
本編と同様に冷戦時代の武器が登場するほか、ファン人気の高かったゾンビモードならではの装備も用意されるという。すべての武器にはレア度が設定されており、レア度が高いほど威力も高くなる。そうしたレア度は、ラウンド終盤ではあらゆる武器に対して維持されるよう調整されており、これによって新たな武器を探す楽しさを加えたそうだ。また、マップ内には武器をアップグレードできるパックアパンチが配置。Gunsmithでのカスタマイズも可能とのこと。
マップ内では、リーサル・タクティカル・サポートアイテムを作成・発見できる。フラググレネードからグレネードランチャー、セントリータレット、さらにはヘリガンナーまで呼ぶこともできるという。また、ゾンビをキルすることでフィールドアップグレードを利用可能。攻撃力や防御力を増強したり、回復・蘇生などさまざまな効果のものがあり、プレイスタイルや状況に応じて展開することとなるだろう。そのほか、Perkにはジャガーノグやスピードコーラといったおなじみのものが登場。使用可能な種類の制限はなくなる。
ラウンドを重ねるたびにゾンビの猛攻は激しさを増していく。これを戦い抜き報酬を得ることは大きな目的ではあるが、本作では苦しい状況に追い込まれた際には、ヘリで離脱することも可能となった。全滅する以外のゲーム終了の手段が用意された形で、その場合でもいくらかの報酬を入手できるとのことだ。
ゾンビモードにおいても、プレイ状況に応じてパトルパスが進行し新たなアイテムをアンロック可能だ。また、クロスプラットフォームおよびクロスジェネレーションに対応。機種を超え、またPS5版とPS4版のように世代も超えてスクアッドを編成してプレイできる。Co-opモードにてクロスプレイが可能となるのは、このシリーズとしては初めてのことだそうだ。このほか、開発元Treyarch Studiosからは「Dead Ops Arcade 3」の登場も示唆されている。
『Call of Duty: Black Ops Cold War』は、11月13日に発売予定だ。米国時間10月8日からは、PS4先行でベータテストが実施予定となっている。