インディースタジオのAmbieraは9月29日、運送会社経営シミュレーションゲーム『Cargo Company』をPC(Steam)向けに発表した。2021年5月に配信する。
『Cargo Company』にてプレイヤーは、運送会社を経営し物流を担いながら、都市の発展に寄与する。まずは小さな仕事から始め、徐々に会社を成長させていくのだ。たとえば、鉱山から製鉄所まで鉄鉱石を運ぶとなれば、その輸送ルートを自ら切り拓くところから始める。線路を敷き駅を建設し、列車を購入して走らせる。川があれば橋を架けることも求められるだろう。そうして物資を届けるたびに収益を得て、余裕ができればまた次のルート開拓へと進むという形だ。
関わる産業は製鉄業以外にも多数存在し、材木や油、車、戦車、その他各種製品など運ぶ物はさまざま。人を運ぶこともでき、輸送手段としては列車だけでなくバスやトラックなども利用可能に。線路だけでなく道路も建設し、それぞれのルートを構築していくこととなる。各種車両には、輸送能力の異なる複数の種類が用意されるようで、売買を繰り返しながらグレードアップ。故障すれば修理することも求められる。
人や物を運び産業が活性化すると、その地域の街も発展。輸送ルートの拡大と共に都市も徐々に大きくなっていき、ついには地球を飛び出すこととなる。新たな輸送手段としてロケットを手に入れ、月や火星など宇宙へと進出するのだ。ほかの星に物資を届けてコロニーを建設し、移住者を運べば、そちらも徐々に発展していく。そうして自らの運送会社を宇宙一の企業へと導こう。
『Cargo Company』は、PC(Steam)向けに2021年5月配信予定。公式サイトでは9ドル(約950円)にて予約販売を開始しており、購入者はリリース時にSteamキーを受け取れるほか、クローズドアルファテストに招待される予定だ。