『真・三國無双8 Empires』発表。戦闘パートが大きく変化した無双体験は、次世代コンソールにも対応

 

コーエーテクモゲームスは9月27日、『真・三國無双8 Empires』の発売を発表した。対応プラットフォームは、PS4/Nintendo Switch/PC(Steam)、および次世代コンソールであるPS5/Xbox Series Xにも対応する。発売時期は2021年を予定している。東京ゲームショウ2020の生番組「真・三國無双20周年記念番組」にて明らかになった。

「Empires」シリーズは、ナンバリングタイトルの派生タイトルである。本作の派生元となる『真・三國無双8』では、舞台となる中国大陸全土を広大な一枚マップとする、シリーズ初のオープンワールドを採用。従来のステージ制を廃止し、プレイヤー自らが各地の戦場へと赴くことで、シームレスに戦闘が始まる仕組みとなった。戦闘システムも、敵の体勢によって技が変化する「ステートコンボシステム」へと大幅に刷新。発売以降も長期にわたる精力的なアップデートが続けられ、プレイアブルキャラクターは総勢94名に。そのほか、多くのシナリオや武器・コスチューム、協力プレイやフォトモードも追加された。

その派生タイトルとなる『真・三國無双8 Empires』は、ナンバリングタイトルが持つ戦場の敵を一掃する一騎当千の爽快なアクション要素に、自らが属する勢力で天下統一を目指す国取りシミュレーション要素を加えたタクティカルアクションゲームだ。基本的に忠実に基づきシナリオが展開される本編に比べて、プレイヤーごとにシナリオが変化していく自由度の高いゲームシステムを特徴とする。「Empires」シリーズ前作として、2014年11月に発売された『真・三國無双7 Empires』から約6年、『真・三國無双』シリーズ20周年を記念する最新作となる。


本作では、戦闘パートが従来から大きく変化。城周辺一帯のエリアを戦場として領土となる城を奪い合う「攻城戦」へと進化した。多数の軍勢によって刻一刻と変化する戦況に合わせて、己の武力と計略を駆使し、いかに城を攻めるかを追求していく新たな戦闘スタイルが楽しめるという。なお番組内では、本作はオープンワールドのシステムは踏襲しないと言及されている。あくまで「Empires」シリーズとしての正当進化を目指した方向性になるようだ。

「Empire」シリーズで馴染み深いシステムは健在。プレイヤーは在野、一兵卒、将軍、そして君主といった地位によって、多彩な生き様が体験できる。武将たちと交流を深め、より強固な国を造り、自らの選択によって勢力図を書き換えていく自由度の高い政略システムになっている。武将のエディット機能も搭載されており、好きなパーツを組み合わせてプレイヤーの分身を作成することが可能だ。オリジナル武将でプレイすることで、プレイヤーだけのドラマティックな三國志体験がより深みを増すことだろう。


新情報については、公式サイトおよび公式Twitterアカウントにて随時公開していくとのこと。続報にも期待しておこう。『真・三國無双8 Empires』は、PS4/Nintendo Switch/Steam、およびPS5/Xbox Series Xにて2021年発売予定だ。