ファンタジーRPG『Pathfinder: Kingmaker – Definitive Edition』2021年に国内発売へ。原作の世界観を崩さない丁寧なローカライズを目指す

ファンタジーRPG『Pathfinder: Kingmaker - Definitive Edition』2021年に国内発売へ。DMM GAMESが、原作の世界観を崩さない丁寧なローカライズを目指す。

DMM GAMESは9月25日、『Pathfinder: Kingmaker – Definitive Edition』を国内発売すると発表した。東京ゲームショウ2020オンラインの配信番組「DMM GAMES 新作コレクション TGSスペシャル」にて明らかになった形。対応プラットフォームはPS4/Xbox One/PC。発売時期は2021年が予定されており、DMM GAMESによって丁寧な日本語ローカライズが行われるという。

*トレイラーは海外向けXbox One版のもの

『Pathfinder: Kingmaker – Definitive Edition』は、世界的に人気を誇るテーブルトークRPG「パスファインダーRPG」をベースとしたRPGだ。ロシアのデベロッパーであるOwlcat Gamesが2017年にクラウドファンディングで資金を募り、1万8000人を超えるバッカ―から約90万ドルの開発資金を得て正式に開発開始。翌年9月、Deep Silverのパブリッシングのもと海外で発売されたタイトルである。

本作は、戦乱の時代が続くストールンランドを探索し、剣と魔法を駆使してトロールやゴブリンといった魔物と戦いながら冒険を進行。ファンタジーの王道をゆく世界観になっている。グラフィックスは俯瞰視点をベースとしたクラシックなスタイルが採用されており、キャラクターの幅広いカスタマイズ要素や、仲間を集めて理想の王国へと統治していく王国管理システムも特徴となっている。「Definitive Edition」となる本作には、オリジナル版に加えて、新たに追加されたターンベースモードや複数のダウンロードコンテンツも収録済みだ。

なお開発には、『Pillars of Eternity』や『Divinity: Original Sin II』などに関わったChris Avellone氏がシニアナラティブデザイナー、『Fallout』シリーズのメインテーマ作曲家であるInon Zur氏もコンポーザーとして参加している。


番組に出演したDMM GAMESのゼネラルプロデューサーである稲垣順太氏は、「パスファインダーRPG」を日本で出版しているアークライトと協力しながらローカライズを進めていると言及。約100万ワードの翻訳量を原作の世界観を崩さないよう、丁寧なローカライズが目指されているとのこと。

『Pathfinder: Kingmaker – Definitive Edition』は、PS4/Xbox One/PCにて2021年に国内発売予定だ。

Tetsuya Yoshimoto
Tetsuya Yoshimoto

ニュース担当。国内を中心に日々トレンドを探求しています。新しいものや可愛いものが好き。

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