死者の視点から、あらゆる物の中を覗き込むADV『I Am Dead』10月8日に配信決定。故郷の島を救うため、幽霊たちの思い出の品々を探す

死者の視点から、あらゆる物の中を覗き込むADV『I Am Dead』10月8日に配信決定。『I Am Dead』は、透視能力を持つ主人公(故人)が故郷の島を救うため、幽霊たちの思い出の品々を探すゲームだ。

パブリッシャーのAnnapurna Interactiveは9月25日、パズルアドベンチャーゲーム『I Am Dead』を10月8日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPCとNintendo Switch。ゲーム内は日本語表示に対応する予定だ。

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『I Am Dead』の主人公は、シェルマーストンという小さな島に存在する博物館の館長だったモリス・ラプトン。故人である。モリスは死後の世界にて、かつて飼っていた愛犬スパーキーと再会。そして、シェルマーストン島が火山の噴火によって崩壊する寸前であることを知る。そこでモリスは、スパーキーと力を合わせて、愛する故郷の島を守ろうと立ち上がる。火山の噴火を食い止めるためには、島に隠された古代の謎を解き明かさなければならない。

本作にてプレイヤーは、カラフルなシェルマーストン島を探索する。この島には、個性的な住民や動物のほか、モリスたち以外の幽霊もたくさん存在。そうした人々を探し出し、彼らの人生の物語に触れることが目標となる。亡くなった人が生きていた当時に過ごしていた場所を訪れ、その人をよく知る人たちや思い出の品を調べるのだ。


幽霊であるモリスにはX線のような透視能力があり、これを使えばあらゆるものの中を覗き込むことが可能。カメラの動きに応じた断面も見えるため、ビジュアル的にも面白い能力である。幽霊にはそれぞれ思い出の品が複数設定されており、それをすべて見つけ出すことでようやく出会うことができる。その品々を探すために、透視能力を使ってさまざまなオブジェクトの中を調べるのだ。

この透視能力では、プレイヤーが探し求めている幽霊を知る人の頭の中を覗き込むことで、その人の記憶を探ることも可能。そこでちょっとしたパズルを解くと、目的の幽霊についての思い出が紐解かれ、またどのオブジェクトを調べるべきか判明するわけだ。そうしてゲームを進めるにつれ、むかし火山を鎮めた存在として語り継がれている伝説など、シェルマーストン島の歴史や言い伝えに関する物語が次々と明らかになっていくという。

『I Am Dead』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch向けに10月8日配信予定。Nintendo Switch版については、2020年内に日本でも配信されると今年3月に任天堂から発表されていたため、同時配信が期待できそうだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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