ハクスラ系真上見下ろしアクション『The EXPLORERZ』発表。弾幕をかいくぐり、財宝奪取を目指す
エクスデザインは9月23日、ゲームブランド「カンテラワークス」の立ち上げ、およびダンジョン探索アクションゲーム『The EXPLORERZ』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/iOS/Android。リリース時期は2020年秋を予定している。なお、本作は東京ゲームショウ2020に出展されるとのこと。
『The EXPLORERZ』は、ハクスラ要素と全方位シューティングが融合する2Dダンジョン探索アクションゲームだ。舞台となるのは、南方諸島の南に位置する遺跡島。外洋帆船すら拒む嵐が起こる黒電の海に囲まれた島には、無限の財宝が眠っているという伝説が囁かれていた。プレイヤーは財宝、そして真実を求める“探索者”となって、遺跡島のダンジョン攻略を目指す。
本作は、全方位シューティングにハクスラ要素をプラスした作品だ。プレイヤーはナイト(Knight)・アーチャー(Archer)・メイジ(Mage)・サムライ(Samurai)の中からキャラクターを選択。それぞれ得手不得手のあるキャラクターを直感操作で操り、ダンジョンに挑んでいく。ダンジョン内の構造は挑むたびに形を変え、四方八方から押し寄せる敵に倒された場合、すべてを失ってしまう。敵を倒しながらより強力な装備を整え、最深部で待ち受ける巨大なボスに熟練した立ち回りと武器選択で立ち向かおう。ボスを倒せばさらなる財宝が手に入り、装備を変更すればキャラクターの見た目も豪華になっていくようだ。
本作の開発を手がけるカンテラワークスは、北海道・札幌に本社を置くエクスデザインの新ゲームブランドとして立ち上げられた。エクスデザインは、ゲーム関連のイラスト制作をはじめ、Live2D・Spineを用いたアニメーション制作や、グッズ・書籍の企画制作などの幅広い事業に携わっている。2019年に掲げられた5カ年計画のうち、ゲームコンテンツにあたる枠組みに今回のブランド立ち上げがあたるのだろう。
今回の発表にあたってカンテラワークスは、愛されるコンテンツを想像するというエクスデザインを継承し、オリジナルコンテンツを創造したいという想いによりブランドを立ち上げたこと。ならびに、これまで手がけてきたイラスト・アニメーション・エフェクトのノウハウを集約し、高品質で手触りのよいプロダクトを目指していくとコメントしている。本作の物語は2Dイラストにこだわった美しいアートワークで彩られ、キャラクターやモンスター、背景といったグラフィックもハイクオリティに仕上げられているという。コメントのとおり、これまでのノウハウが存分に本作へ活かされていることだろう。
『The EXPLORERZ』は、Steam/iOS/Android向けに2020年秋リリース予定だ。