欧米にて「Xbox Series X|S」の予約受付開始。一方でなぜか「Xbox One X」の売上が大幅アップ、ネーミングの紛らわしさが一因か

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マイクロソフトは9月23日、次世代Xboxである「Xbox Series X」と「Xbox Series S」の予約販売を欧米にて開始した。その前後から、SNSでは一部メディアやゲーマーらが販売サイトなどの情報をリアルタイムで共有するなど大きな盛り上がりを見せていたが、その裏でなぜか現行機種である「Xbox One X」の売り上げが大幅にアップしていたようだ。


任天堂関連のニュースやセール情報を伝える海外メディアNintendealの編集長Andrew Wolf氏は、予約開始から5時間程度経った時点での、米国Amazonのゲーム関連商品における人気度ランキングページの画像を投稿。そこには、Xbox One Xの過去24時間での売り上げが約7.5倍に急増し、4位に食い込んでいる様子が収められていた。ちなみに、本稿執筆時点ではやや落ち着いているものの、まだ30位に位置している。ランキングのほかの商品を見ると、品薄状態が続くNintendo Switch以外には現行機種のゲームハード本体は存在せず、Xbox One Xが上位に位置していることが異例であることがうかがえる。

ただ、この間にXbox One Xを購入した人たちが、本当に望んでいた買い物をしたのかどうかには疑問符がついている。Wolf氏は「一体どれだけの人がXbox Series Xの代わりにXbox One Xを購入したのだろう」とコメントしているとおり、Xbox Series Xと間違って購入した人が続出した可能性が高いと見られているのだ。

予約開始からしばらくは、各販売サイトでは売り切れと再入荷を繰り返していたほか、アクセスしづらくなったり最悪ダウンしたり、またアクセスできてもなかなかカートに入れられなかったりと、激しい争奪戦による困難な状況が発生していた。中には転売屋もいたようで、大手オークションサイトeBayには早くも高額出品が相次いでいる。そうした中で、運良く商品ページにたどり着けたと勘違いし、よく確認せずに慌ててXbox One Xを購入してしまったのかもしれない。

*新型Xboxを確保できたと勝ち誇るゲーマー。それはXbox Series SではなくXbox One Sだぞ。

もし、そういった勘違いが実際に続出していたとするなら、「Xbox Series X|S」というネーミングが原因のひとつであったかもしれない。シンプルにナンバリングを重ねるのではなく、Xbox – Xbox 360 – Xbox Oneとネーミングを変えてきたXbox。そして、現行機種にはXbox One XとXbox One Sがあり、それを受け継ぐかのようにXbox Series XとXbox Series Sがラインナップされ、またマイクロソフトが次世代機の正式名称は「Xbox」と表明したことなどから、海外ゲーマーの間では「分かりにくい」「いやそうでもない」といった論争が繰り広げられることに(Windows Central)。

否定派は、多くのモデルが販売された任天堂のDS〜3DSシリーズのネーミングを例に、一見違いが分かりにくいかもしれないが結果的には成功したゲーム機だったとして、実際には大きな混乱は起きないと主張。一方で、子や孫にゲーム機を購入するようなゲームに疎い人はそうでもないだろうという反論もあり、間違いなく混乱は起きるはずだし、これまでもそうだったと述べる販売店勤務だという人物もいる。

*マイクロソフトは、Xbox Series X|Sのローンチ日である11月10日にはさらに出荷していくと約束。

米国Amazonにて「Xbox Series X」と検索するとXbox One Xも上位でヒットすることや、どちらも黒くて四角い筐体という見た目の共通点から、急ぐあまりに誤って購入ボタンを押してしまったという人もいたかもしれない。マイクロソフトは、Xbox Series X|Sは記録的な需要であったとコメントしており、また各販売店では売り切れ状態となっていることから、供給が追いついていないことは明らか。どこかで入荷されるたびに、またこうした争奪戦が発生することだろう。ネーミングの紛らわしさについては賛否両論あるが、いずれ人々に馴染んでいくのではないだろうか。

なお、Xbox Series X|Sは日本では9月25日に予約受付を開始する予定。そして海外と同じく11月10日に発売予定だ。

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