インディースタジオNolla Gamesは9月23日、現在Steamなどで早期アクセス販売中の『Noita』を、現地時間10月15日に正式リリースすると発表した。正式リリースにあたる値上げはすでに実施されており、定価は1840円から2050円へと引き上げ済み。正式リリースにあたっては、多くのコンテンツが追加されるという。
『Noita』は、ピクセルアートで描かれるアクションゲーム。プレイヤーはウィザードとして謎の洞窟に潜り込む。洞窟は魔物の巣窟となっているほか、爆薬や毒樽などがそこらに存在する危険な場所。杖と魔法を用いて危機から逃れながら、最深部を目指す。本作はローグライトアクションゲームということで、マップの自動生成やパーマデス、ランダムな杖の取得といった要素を特色としている。そのほか本作最大の特徴としてドット絵のピクセルひとつひとつに物理演算が導入されているという点。独自のエンジンFalling Everything Engineによって実現されており、爆発をひとつ起こせば、きめ細やかにピクセルアートが飛散する。
本作の難易度は非常に高くなっている。プレイヤーを見つけた敵は容赦なく付け狙ってくるし、洞窟はそこら中炎や毒だらけで、一度足を踏み入れれば状態異常が付与され、たちまち満身創痍である。こちらもビーム状の魔法や空中浮遊といった攻撃および移動手段が用意されているが、細心の注意を払わなければ、あっという間に死に至る。多彩な魔法を操り、細心の注意をもって探索する。ビジュアル面だけでなく、シビアな難易度、リプレイ性の高さが評価されている。
正式リリース時のアップデートは、同作史上最大になるといい、新たな敵やパークに音楽の導入、20以上の魔法の追加、大量の既存要素改善とバグ修正が含まれている。新たなゲームモードも追加される予定だという。Twitch統合機能が導入されることにより、視聴者が配信者にサプライズを与えられるような要素も追加されるとのこと。諸々の詳細は正式リリース時に明かされるようだ。
『Noita』は、現地時間10月15日正式リリース予定。Steamのほかにも、GOG.comやHumble Bundle、itch.ioなどでも販売されている。Steamでは、明日9月25日まで20%オフの1640円でゲームが購入可能だ。