『Apex Legends』シーズン6で「スピットファイア」は、実際に何が調整されたのか。開発者が具体的な変更点と意図を語る

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Respawn Entertainmentは『Apex Legends』シーズン6以来、ライトマシンガン「スピットファイア」の使い心地を向上する調整を入れていた。その具体的な内容について開発者が解説し、話題となっている。

スピットファイアは『Titanfall』シリーズでもおなじみの軽機関銃。1マガジンあたりの装填数が多く弾もちがいいのが特徴だ。初期に比べ威力は下方修正されたものの、多少エイムがぶれてもたっぷり削りきれる余裕が魅力といえる。安定して癖のない取り回しから一定数の使用者がいたスピットファイアだが、シーズン6に入ってからはとりわけ使い心地が向上したことがユーザー間で語られている。ただしパッチノート(関連記事)には「反動のコントロール性能を向上」としか記載されておらず、具体的に何が変わったのかは議論となっていた。そこで海外掲示板Redditに現れたのが、Respawn Entertainmentで武器周りのゲームデザイナーを務めるAmusedApricotことDavid Bocek氏だ。


システムを把握しないと調整を理解することは難しいとしながらも、Bocek氏はざっくりとスピットファイアに加えられた変更点を説明している。「反動のコントロール性能を向上」とあるが、これはリコイルのパターンそのものが変わったのではなく、水平方向・垂直方向への揺れが軽減されたことを指している。特に水平方向はかなりぶれが少なくなったそうだ。こうした調整には明確な意図があるという。

スピットファイアはマガジンサイズが大きく扱いやすい反面、弱点もある。弾速の遅さ・ダメージの低さによりDPSが高くないことから、敵1体を倒すのにかかる時間(TTK)を見ると他の武器より劣りがちなのだ。ハイレベルなプレイヤーからすると、ヘビーアモ武器の中でも選択肢になりにくい銃といえるだろう。ただし「低火力ながら扱いやすい」という特徴は初心者にとって魅力的なバランスでもある。そこでスピットファイアは制御しやすさに思いきって舵を切り、よりコントロールが難しいといわれる水平方向の揺れを軽くすることで長所を伸ばしたということだ。

『Apex Legends』はユーザーの母数が大きく、本作からFPSを始めたというプレイヤーも少なくない。武器の調整については日夜さまざまなユーザーから主張が飛び交う議題だが、それぞれの性能を把握しきれない初心者はなかなか声高に要望を届けにくい話題でもある。開発側でそうした若葉シューター向けに配慮が進められているのは、大きな人口を抱える『Apex Legends』ならではのデザインといえるだろう。スピットファイアを見かけたら、その優しさに思いを馳せつつ弾数で圧倒する戦い方を心がけたい。

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