Respawn Entertainmentは9月18日、『Apex Legends』における期間限定モード「危険武装」にて“手違い”で出現していたボルトSMGと拡張エネルギーマガジンを削除したことを発表した。あわせてモバイルリスポーンビーコンが再度出現するようにもなっている。
危険武装は今月から開催されているイベント「9月の晩さん会」における期間限定モードのひとつ。入手できる武器がショットガンとスナイパーライフルだけになるという特殊なルールで戦うことになる。回復系のアイテム出現率が低下する一方、ピースキーパーやクレーバーといった強力な銃がほいほい手に入るまさに危険なモードだ。ところがこのデンジャラスな舞台において、なぜか場違いな武器も紛れ込んでいた。シーズン6から新たに追加されたボルトSMGだ。ショットガンでもスナイパーライフルでもないため本来は供給されないはずだが、ネット上では本モードにおけるボルト目撃情報が多数寄せられていた。あわせてアタッチメントの拡張エネルギーマガジンもドロップしているほか、固定で金武器のボルトを入手できる場所があるとの報告も。キングスキャニオンのアイテムバンカーに向かうと必ず金ボルトが落ちていることが確認されていた。
データマイナーのBiast12氏によれば、ボルトが危険武装に紛れこんでしまったのはプログラムコードに原因がある可能性が高い。同氏曰く、今回のイベントは以前にも危険武装モードが実装された際のコードを再利用しているとのこと。その際「ショットガンとスナイパーライフル以外の武器をすべて除く」との設定が施されていた。しかし、ボルトがゲームに実装されたのは前回のイベントより後の時期だ。そのため「ボルトを除く」という設定が含まれておらず、今回のイベントに出現してしまったのだろうと推測している。
普段はなかなか手にできないレア武器を手ごろに獲得できるのも危険地帯の楽しみのひとつ。中でも金色ボルトの出現は、手違いとはいえめったにないラッキーな機会だったのではないだろうか。ちなみに危険武装ではほかにも奇妙なバグが報告された。それは「同一のアタッチメントが大量に落ちている」という怪現象だ。Twitterや海外掲示板Redditでは今回取り上げられた拡張エネルギーマガジンのほか、拡張スナイパーマガジンやホロサイトなど他のアタッチメントが異常繁殖している姿も捉えられている。こちらも何らかのバグにより生じた現象だと考えられる。
9月の晩さん会期間限定モードは毎週水曜日に入れ替えとなる。