アニメ「RWBY」の新作ゲーム発表。『シャンティ』のWayForwardが、原作スタッフやアークシステムワークスと協力し手がける
デベロッパーのWayForwardは9月17日、アークシステムワークスとRooster Teethと協力し、アニメ「RWBY」を原作とする新作ゲームを開発中であることを発表した。
「RWBY」は、アメリカの制作会社Rooster Teethが手がけるアニメシリーズ。科学と魔法が同居する世界レムナントを舞台に、主人公ルビー・ローズらの活躍を描く。この世界では、人類はグリムと呼ばれるモンスターに脅かされており、その討伐をおこなうハンターが存在。ルビーは、ハンターに憧れて養成学校に入学し、チームRWBYのリーダーとして仲間と共に成長していく。アニメは日本でも一部放送され、コミカライズなどのメディア展開もおこなわれている人気作品だ。
今回発表された新作ゲームでは、Rooster Teethが監修を担当するほか、 Kerry Shawcross氏やMiles Luna氏、Eddy Rivas氏といったアニメ版の脚本家らがストーリーを執筆。これをもとにWayForwardが開発し、アークシステムワークスが本作の販売をおこなう。
本作にてプレイヤーは、ルビー・ローズやワイス・シュニー、ブレイク・ベラドンナ、ヤン・シャオロンらチームRWBYの面々を操作し、それぞれが持つ個性的な武器やアビリティを使ったスタイリッシュなアクションを楽しめるという。現時点では映像などは公開されておらず、ゲームプレイの詳細は今後発表するとのこと。
*アニメ版の新エピソードは11月公開。
「RWBY」というと、アークシステムワークスの対戦格闘ゲーム『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』にチームRWBYのキャラクターたちやニオ・ポリタンが参戦している。また同社は、『熱血硬派くにおくん外伝River City Girls』などでWayForwardとコラボした経験を持つ。新作は、こうした繋がりのある3社によって制作される。発表の中でWayForwardの設立者Voldi Way氏は、「RWBY」のキャラクターや作風はWayForwardのデザイン感覚にマッチしており、彼女らのアクションをファンに届けられることを楽しみにしているとコメント。またアークシステムワークスの森利道氏も、今回のプロジェクトへの期待を示している。
「RWBY」の新作ゲームは、PC/コンソール向けに2021年発売予定だ。アークシステムワークスが関わっていることもあり、日本での発売にも期待したい。