アクションRPG『Hogwarts Legacy』発表、2021年発売へ。オープンワールドとなった19世紀のホグワーツ魔法魔術学校に入学
Warner Bros. Interactive Entertainmentは9月17日、アクションRPG『Hogwarts Legacy』を発表した。オンラインショーケース「PLAYSTATION 5 SHOWCASE」にて発表トレイラーが公開された。対応プラットフォームはPlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC。リリース時期は2021年を予定している。
本作は「ハリー・ポッター」シリーズを題材としたオープンワールドアクションRPGだ。ゲームでは小説や映画より前、19世紀のホグワーツ魔法魔術学校が描かれる。プレイヤーは学校に遅れて入学してきた新入生だ。その身には普通でない力が秘められており、古の魔法を使いこなす能力が備わっていた。やがて主人公は魔法使いの世界を脅かす古代の秘密を握ることとなる。秘密を善き人々のために守っておくことも、より邪悪な魔法を求めて堕落することも、プレイヤーの選択しだいだ。ゲームではキャラクターをカスタマイズできるほか、ポーションをクラフトしたり、呪文に習熟したりと自分好みの魔法使いになることができる。
映像では大広間や図書館などが見られ、映画そのままの世界を体験できそうだ。組み分け帽子の姿もあり、プレイヤーも4つの寮のいずれかに振り分けられるのだろう。本編とは異なる時代が描かれることから、ダンブルドア以前の校長や教授陣の顔ぶれも気になるところだ。また3年生が週末に訪れることのできる魔法使いの村ホグズミードが映るほか、ヒッポグリフらしき魔法動物に乗り岬のような土地の上を翔ける姿も。学校の外にも探索エリアは広がるようだ。一方ドラゴンをはじめとする強大な敵や、仮面をつけた謎の魔法使いと対決する場面も確認できる。原作での元凶ヴォルデモート卿は1926年の生まれであるため、1800年代を舞台とする本作では異なる相手と対峙する可能性が高い。
海外向けPlayStation Blogの記事によれば、「ほとんど首無しニック」や禁じられた森などおなじみのキャラクター・ロケーションも登場。ダイアゴン横丁では小鬼がグリンゴッツの銀行で働いていなかったり、紀元前392年以来オリバンダーの店が魔法の杖を売っていたりと古き時代ならではの姿が見られるようだ。
『Hogwarts Legacy』はPlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC向けに2021年発売予定だ。