リズムアクションFPS『BPM: BULLETS PER MINUTE』Steamにて配信開始。ロックのビートを刻む射撃でモンスターを葬れ

リズムアクションFPS『BPM: BULLETS PER MINUTE』Steamにて配信開始。『BPM: BULLETS PER MINUTE』は、ロックのビートに合わせて射撃、リロード、アビリティ発動といったアクションを起こすゲームだ。

インディースタジオのAwe Interactiveは9月16日、リズムアクションFPS『BPM: BULLETS PER MINUTE』をSteamにて配信開始した。価格は2050円で、9月23日までは10%オフの1845円で購入可能だ。


『BPM: BULLETS PER MINUTE』は、1990年代のシューター作品から影響を受けるFPSと、ロックミュージックでのリズムアクション、そしてローグライク要素を組み合わせた作品だ。プレイするたびに構造を変えるダンジョンを舞台に、プレイヤーはヴァルキリーとして、アスガルドの世界の侵略を目指し地下からやってくる軍勢と戦う。

ダンジョンはいくつもの部屋で構成されており、どこかの部屋で待ち受けるボスを倒して、次のダンジョンへと進むという流れ。そのほかの部屋では多数の敵が出現し襲ってくるため、手にした銃やアビリティを駆使して立ち向かおう。ダンジョンによって、周囲が暗闇に包まれていたり、ダメージを受けるハザードが存在するなど環境が変化。死んだら最初からやり直しである。

プレイヤーキャラクターであるヴァルキリーは合わせて5体登場し、ボスを倒すたびにアンロックされていく。それぞれ異なる特徴を持ち、たとえば初期武器にシンプルなピストルを装備するものや、1発撃つごとにリロードが必要だが強力なリボルバーを持つものなど。アビリティもユニークなものが用意されている。


本作はリズムアクションをテーマのひとつにしており、これはゲームプレイに密接に結びついている。銃を撃ったりリロードしたり、アビリティを発動したりといったアクションは、ロックのBGMのリズムに合わせておこなうことが求められる。つまり、リズムを外してトリガーを引いても弾は出ないのだ。銃のレティクルを使ってビートが視覚化されているため、これを目安にしても良いが、実際のゲームプレイにおいては耳と身体でリズムを感じて直感的にプレイすることになるだろう。また、敵もリズムに合わせて攻撃してくるため、ビートを捉えることは非常に重要である。

部屋の敵を殲滅すると宝箱が出現。体力回復アイテムやコイン、鍵、そして銃などを入手できる。ダンジョンにはショップのような部屋も存在し、コインはそうした場所で使用。鍵は、特別な部屋の扉を開けたり、ロックされた宝箱の解錠に使う。そうした宝箱やショップでは、ショットガンやロケットランチャーのような強力な銃や、新たなアビリティ、ヴァルキリーの基本ステータスを引き上げるアイテムなどを入手可能だ。

アビリティは、キャラクター固有のものはダッシュや飛翔など移動に関するものが基本となるが、道中ではセカンダリウェポンとして利用できる魔法も入手可能。部屋にいる敵すべてに攻撃できる強力なアビリティも存在する。なお、アビリティはクールダウン制である。


本作のFPSゲームプレイ自体は一般的なものと言えるが、リズムアクションと組み合わせることで、常にBGMのビートを感じながらプレイするユニークなゲーム体験となっている。比較的難易度の高い作品であるが、難易度設定が複数用意されているほか、自動的にアクションをリズムに合わせてくれるオプションも用意されている。

BPM: BULLETS PER MINUTE』は、PC(Steam)向けに配信中だ。2021年にはコンソール版の発売も計画されている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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