パブリッシャーのActivisionは9月14日、PC/PlayStation 4/Xbox One向けアクションゲーム『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』の日本向け実写映像を公開した。また、本作の日本語ボイスを担当する声優陣や、新たなプレイアブルキャラクターの情報も発表している。
本作は、1998年に発売された『クラッシュ・バンディクー3 ブッとび!世界一周』のその後の物語を描く続編だ。主人公クラッシュの宿敵ネオ・コルテックスとDr. エヌ・トロピーが次元間の刑務所から脱獄したことで、時空が歪み世界がおかしくなってしまう。そこでクラッシュとその妹ココが、マルチバースになってしまった世界を元に戻すため奔走する。
今回公開された映像は、シリーズ1作目のファンだったお父さんとその家族のもとに、クラッシュが突然現れるというもの。当時のCMにて使用されていた楽曲「クラッシュ万事休す」に合わせて、森や街中でクラッシュダンスを踊り倒している。この映像は『クラッシュ・バンディクー』公式YouTubeチャンネルを通じて公開されており、コメント欄を見ると、海外のゲーマーにとっても懐かしい音楽とダンスに映ったようだ。
そして同時に発表された、本作のメインキャラクターたちを担当する日本語声優陣は以下のとおりだ。なおクラッシュについては、本作から全世界で共通の声を採用するため担当声優なしである。今後公開されるキャラクターの声優については、随時発表される。
ココ:池澤春菜
タウナ:戸田亜紀子
アクアク:緒方賢一
ネオ・コルテックス:板取政明
エヌ・ジン:咲野俊介
エヌ・トロピー:池田勝
ディンゴダイル:石田圭祐
ラニロリ(次元のマスク):伊藤節生
カプナワ(時間のマスク):土門敬子
イカイカ(重力のマスク):杉山紀彰
アカノ(暗黒のマスク):中村大志
本作ではクラッシュやココのほかにも、ネオ・コルテックスや、前作に登場したディンゴダイルとしてもプレイ可能となる。そして今回、最後のプレイアブルキャラクターとして「タウナ」が発表された。タウナは、シリーズ1作目にてクラッシュの彼女として登場したキャラクターで、プレイアブルになるのは今回が初めて。ただ、本作に登場するタウナは、“タウナバース”と呼ばれる別次元に存在するキャラクターで、クラッシュたちが知る彼女とは見た目や性格が違っているようだ。
本作でのタウナは、パワフルで大胆不敵なキャラクター。彼女のアクションスタイルもそうした性格を体現しており、スピンキックや壁ジャンプを駆使したスピード感あるアクションを楽しめる。また、フックショットを装備することも特徴で、遠くの敵を攻撃したり木箱を壊したり、あるいは離れた場所にある足場に飛び移ったりと多彩な用途に利用可能だ。
『クラッシュ・バンディクー 4 とんでもマルチバース』は、PC/PS4/Xbox One向けに10月2日発売予定。なお、海外では本作の予約購入者向けに体験版を提供することが発表されているが、日本では法規制上提供できないとのことである。