欲張りスローライフゲーム『Everafter Falls』PC/Nintendo Switch向けに発表。農業にクラフト、自動化にカード要素まで取り入れる

インディースタジオSquareHuskyは9月11日、『Everafter Falls』を発表した。農業にクラフト、自動化にカード要素まで取り入れた欲張りライフシム。

インディースタジオSquareHuskyは9月11日、『Everafter Falls』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、Nintendo Switch向けリリースも計画中。発売時期は2021年から2022年を予定しているという。

『Everafter Falls』は、ライフシムゲームだ。『牧場物語』『Stardew Valley』型の作品と表現すれば、わかりやすいかもしれない。主人公となるのは、異世界の住人。ある日地球上で暮らしていた主人公は、ふとしたことをきっかけに命を落とす。しかし目覚めたのは、“Everafter Falls”と呼ばれる謎めいた世界だった。「あなたは死んでいない」「おかえりなさい」と声をかけられ目覚めた主人公は、新たな生活を始めていく。

『Everafter Falls』は、さまざまな要素を取り入れた作品。コンテンツの種類は、確認できる範囲だけでもかなり幅広い。農業要素としては、種を植えて水をあげ収穫する一連の流れが導入されている。フィールドではさまざまな素材が落ちており、これを回収しアイテムを作り出すクラフト要素も存在。ダンジョンが用意されており、そこでバトルするような戦闘要素もある。引き連れたペットについては、穴を掘ったり戦闘に加わったり、またプレイヤーの使うアビリティを覚えてくれたりと、何かと頼もしいお供になってくれるようだ。


また本作ではさまざまな種類のドローンが存在するようで、農作業の自動化やアイテムインベントリ増やしに貢献してくれる。アビリティについてはカード形式で、手に入れたカードを食べ、新たな能力を覚えたり強化していくようなシステムになっているという。自宅をデコレーションする要素についても、揃えられているようだ。ゲーム内では常に時間が流れており、どのように過ごすかはプレイヤー次第。クエストなども存在しており、それらを解決していくうちに世界に起こる紛争にも関わっていく。そのほか、画面分割によるマルチプレイにも対応するそうだ。オンラインマルチプレイについても、検討しているとのこと。

『Everafter Falls』は個人開発されており、すでに2年半制作されてきたという。Unityの見下ろし視点ゲーム向けのシステムTopDown Engineを導入したことにより、開発は高速化。順調にゲームづくりが進んでいるそうだ。手描き調で滑らかなアニメーションが見られるグラフィック表現は、同エンジンによる恩恵であるようだ。


Everafter Falls』は、PC(Steam)およびNintendo Switch向けに発売予定。完成はまだしばらく先のようだが、さまざまな要素を織り交ぜた欲張りライフシムのリリースを、楽しみにしておこう。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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