Ubisoftは9月11日、『ウォッチドッグス レギオン』のシーズンパスに含まれる追加コンテンツとして、エイデン・ピアースが登場することを発表した。シリーズ1作目『ウォッチドッグス』の主人公が、プレイアブルキャラクターとして、新たなストーリーとともに帰ってくる。以下のティザー映像では、変わらぬファッションスタイルながら歳を重ねて渋くなったエイデンの姿が確認できる。
エイデン・ピアースは1作目『ウォッチドッグス』の主人公。姪っ子の死を招いた黒幕に復讐するため、そして囚われの身となった妹を救うため、シカゴ内を奔走。ハッキング能力を駆使して数々の困難を乗り越えていった。自身の目的とは直接関係のない事件にも介入する、シカゴのビジランテ(自警団)としても知られる。2作目『ウォッチドッグス2』のサイドミッションにも登場しており、何かとデッドセックと関わることの多かったエイデン。3作目では米国を飛び出し、英国ロンドンにて新たな任務にあたる。
なお9月11日には、ゲーム内に英国ミュージシャンのStormzy氏が登場することも明かされた。英国アルバムチャート1位に輝いたことのある人物。ミュージシャンとしての活躍だけでなく、黒人文化のエンパワーメントと社会活動に対するスポークスマンとしての活動歴があり、クリエイティブ・ディレクターのClint Hocking氏はStormzy氏について「彼の音楽と、彼がアーティストとして語ることは、私たちが『ウォッチドッグス レギオン』でテーマとしていることにとてもマッチしています」と語っている。同作においては、ミッションのひとつを通じて、Stormzy氏の「Rainfall’ (feat. Tiana Major9)」をロンドン中心部から放送する手助けをすることができるという。
オープンワールドゲーム『ウォッチドッグス レギオン』の舞台は、崩壊の危機に直面した近未来のロンドン。ゼロデイと呼ばれる謎の存在により、レジスタンス組織のデッドセックは爆破事件の犯人に仕立て上げられる。事件後にはロンドンの闇から犯罪者や日和見主義者たちが姿を現し、腐敗しきった政府を掌握。プレイヤーはデッドセックのメンバーとして、凶悪な組織に立ち向かい、ゼロデイとその背後にある謎を解明するべく、仲間を集めていく。
本作最大の特徴は、ロンドンの全住民を仲間にして操作できるという、シリーズ史上もっとも野心的なコンセプト。タクシードライバー、元スパイ、違法ストリートレーサー、落ちぶれたボクサー、良いコネを持つ弁護士、おばあちゃんなど、ロンドンの住民それぞれに固有の外見、バックストーリー、個性、スキルが設定されている。物語の中心となる主人公はおらず、カットシーンでは操作している住民がそれぞれの見た目や個性を反映し、フルボイスで登場。誰をレジスタンスに引き入れるかはプレイヤーの自由。最大40人を採用できる。
*『ウォッチドッグス レギオン』のリクルートシステムを紹介する最新トレーラー
『ウォッチドッグス レギオン』のシーズンパスは、ゴールドエディション、アルティメットエディション、コレクターズエディションに付属するもので、2つの追加ストーリー、追加デッドセックミッション、エイデン・ピアースを含む4人の個性的なヒーローを収録。シーズンパスには1作目『ウォッチドッグス』のコンプリート エディションも含まれるため、エイデン・ピアースが何者なのか知りたい方は、そちらをプレイしてみよう。なお『ウォッチドッグス レギオン』ではシーズンパスのほか、発売後の無料アップデートによるコンテンツ追加も予定されている。
『ウォッチドッグス レギオン』はPlayStation 4/Xbox One/PC向けに10月29日発売予定。Xbox Series X|S向けには11月10日に発売。PlayStation 5向けのリリースも予定されている。PlayStation 4版からPlayStation 5版、Xbox OneからXbox Series X|S版への無料アップグレードにも対応する。