コナミは本日9月7日、音楽シミュレーションシリーズ『pop’n music』が自宅のPCで楽しめる『pop’n music Lively(ポップンミュージック ライブリィ)』のベータ版のサービスを開始した。公式ページにてKONAMI IDを取得のうえ、インストーラーをダウンロード。PC(Windows 10)上にインストールすれば無料でプレイできる。なお、ベータ版は期間限定のサービスとされている。終了期間は未定。
『pop’n music』シリーズは、BEMANIシリーズ第2弾として1998年から続く人気リズムゲーム。広いユーザー層をターゲットとしたバラエティ豊かな楽曲と、ポップなデザインのキャラクターを特徴として根強い人気を誇っている。アーケード向けにはシリーズ25作目となる『pop’n music peace』が稼働中であるものの、家庭用向けには2011年に発売された『pop’n music portable 2』以降、長らく発売されていなかった。本作のサービス開始によって、約9年振りにシリーズ新作が自宅で楽しめる運びとなった。
『pop’n music Lively』では、音楽に合わせて上から流れてくるノーツ「ポップ君」が赤いラインに重なるタイミングで、キーボードに設定した同じ色のボタンをプッシュ。タイミングが合えば「グルーヴゲージ」が上昇していき、曲が終わった際にグルーヴゲージがクリアゾーンまで到達していればクリアとなる。
ベータ版で遊べる楽曲は、「背水之陣」「黒髪乱れし修羅となりて」「恋愛観測」「Perverse Heart ~あまのじゃく~」「おめでとう!おたんじょうび」と、アーケード版に収録されていた全5曲。各楽曲には、難易度順にEASY・NORMAL・HYPER・EXの4譜面が用意されている。キャラクターは、ミミやニャミといった個性豊かな6キャラクター・2色のカラーリングから選択できる。
なお、ベータ版ではフルスクリーンの選択項目は存在するものの、ウィンドウモードのみに対応しているようだ。とはいえ、キーボード上のキーコンフィグやノーツ落下速度の変更、判定調整と細かな調整が可能。9つのボタンを音楽に合わせて叩いていく気持ちよさが十分に味わえるだろう。
ちなみに、本日よりベータ版に関するアンケートの応募受付も開始されている。アンケート内の項目「正式サービス版に搭載して欲しい機能」には、「バトルモード」「ネット対戦」「アーケード版との連動」といった選択項目も。ベータ版は最低限の機能のみを収録していると明言されていることもあり、アンケート結果をもとに、正式サービス版にこれらの機能が実装されていくかもしれない。
PC向け音楽シミュレーションゲーム『pop’n music Lively』のベータ版は、期間限定でサービス中だ。