『Marvel’s Avengers (アベンジャーズ) 』のエンドコンテンツ発表。最初の追加ヒーロー、弓使いの「ケイト・ビショップ」は10月下旬配信予定
スクウェア・エニックスは9月2日、オンライン番組「Launch Week Marvel’s Avengers WAR TABLE」にて、『Marvel’s Avengers (アベンジャーズ) 』の最新情報を発信。同作のローンチ時に遊べるコンテンツ、エンドゲームコンテンツ、そしてローンチ後に配信される最初の追加ヒーロー「ケイト・ビショップ」を発表した。
ローンチ時に遊べるコンテンツ
『Marvel’s Avengers (アベンジャーズ) 』では9月1日より、デラックスエディション、PS Store限定エディション、リアッセンブルエディションの予約購入者向け先行アクセスが開始済み。そのほかのプレイヤーは、9月4日から遊べるようになる。今回の「War Table」放送は、リリース時に遊べるコンテンツ内容のおさらいから始まった。
まずはシングルプレイ用の「リアッセンブル」キャンペーン。こちらでは、5年前に起きたA-Dayの悲劇により解散を余儀なくされたアベンジャーズの再結成が描かれる。主人公カマラ・カーン(ミズ・マーベル)やヴィランであるジョージ・タールトン/モードックのオリジン・ストーリー、サンフランシスコにて住民のインヒューマン化を引き起こしたA-Dayの真実など、キャンペーンを遊ぶことで、物語の謎が解けていく。
なお筆者がリアッセンブルのキャンペーンミッションだけに集中して進めていったところ、10時間ほどでエンドクレジットに到達した。ただ、物語としてひとまずの区切り目を迎えはするものの、アベンジャーズの戦いが終わるわけではない。リアッセンブルは本作におけるチュートリアルのような役割を担っており、今回の放送でも、「より大きな物語のプロローグ」であると伝えられている。キャンペーン後にはファクション用のミッションや、マルチプレイ対応「アベンジャーズ・イニシアティブ」といった、さまざまなアクティビティに挑戦できる。
キャンペーンを後回しにして、いきなりマルチプレイ対応のコンテンツ、アベンジャーズ・イニシアティブから始めることも可能。マルチプレイ対応ミッションで好きなヒーローのパワーレベルを上げつつ、気が向いたらキャンペーンに触れてみるという遊び方もできる。本作はライブサービス型のアクションRPGとなっており、デイリー任務やデイリー/ウィークリーチャレンジもあり。マルチプレイ対応のミッションは一部ローテーション制となっており、遊ぶタイミングによって違うコンテンツに触れられるようになっている。ベンダーが販売する装備品やコスメティックアイテムのラインナップも、定期的に入れ替わる。
ファクションNPCから受託する「ヴィランセクター」ミッションでは、強力なボスとの戦いが待ち受ける。本作のローンチ時点でのパワーレベル上限は150であり、高レベルになるほどヴィランセクターは歯ごたえのある内容になるとのこと。また各種ミッションをプレイ中、失踪したニック・フューリーが残していった隠し保管庫(SHIELD保管庫)を見つけ出すと、強力な装備品やリソースを入手可能。そうした隠し要素のほか、ミッションエリアやハブエリア(ヘリキャリアの「キメラ」)内は、アベンジャーズのイースターエッグを含むファンサービスに満ちており、マーベルファンが探索を楽しめるようになっている。
エンドコンテンツやローンチ後のコンテンツ
本作のエンドコンテンツとしては、「メガハイブ」と「AIMの秘密ラボ」が紹介された。ウィークリーミッションである「メガハイブ」は、大量の敵が待ち構えるフロアを次から次へと攻略していくコンテンツ。下のフロアに進めば進むほど難易度が上がる仕組みで、一度に1体のヒーローだけで挑むことになる。操作するヒーローがダウンすると、次のヒーローにバトンタッチ。全ヒーローが倒れると、最初からやり直しとなる。そうなる前に、できるだけ奥の階層を目指すのだ。
「AIMの秘密ラボ」はチームで挑むエンドゲームコンテンツ。パワーレベル上限に到達すると週1回アクセスできる。制限時間があり、他プレイヤーとの連携、適切な戦術が求められる高難度ミッションだ。最後に待ち受ける大規模なボス戦は、ミッション中のパフォーマンスによって内容が変動するという。
なお同作はライブサービス型のゲームであり、ローンチ後にはさまざまなイベントが開催される。ウィークリーイベントやシーズンイベントにより、新鮮な体験が届けられる。イベント限定の装備品やコスメティックアイテムもあり。そのほか無料アップデートとして、新しいソーシャルスペース、ヒーロー、ヴィラン、エリア、ミッション、装備品が追加されていく。
最初の追加ヒーローは、ケイト・ビショップ
新ヒーロー、ヴィラン、ミッションといった追加コンテンツは「オペレーション」という単位で配信されていく。最初のオペレーション「AIMを狙え」では、マーベルコミックにて2代目ホークアイとして知られる弓矢の名手ケイト・ビショップが登場。新たなヒーローの導入と同時に、メインキャンペーンであるリアッセンブルの続きが描かれる。「AIMを狙え」の配信時期は10月下旬だ。
コミックにおける初代ホークアイであり、ケイト・ビショップの師匠であるクリント・バートンも、追加ヒーローとしての登場が発表済み。そちらは11月に配信される見込みだ。またPS4/PS5版の独占コンテンツであるスパイダーマンは、2021年初頭に配信される予定。
各オペレーションは無料で提供されるが、各ヒーローの「チャレンジカード」については別扱いとなる。チャレンジカードとは、デイリー/ウィークリーチャレンジをこなすことで各ヒーローのコスメティックアイテムをアンロックする、いわゆるバトルパス形式の報酬アンロックシステムだ。初期ヒーロー6体分のチャレンジカードは無料。追加ヒーロー分は有料となる(1000クレジット。約1000円)。
ヒーローごとに別のチャレンジカードが設けられており、固有のネームプレートやコスチュームをアンロック可能(公式サイト)。チャレンジカードの報酬を全部アンロックし終えるころには、購入額と同じ1000クレジットが手元に戻るような報酬内容になっている。チャレンジカード以外にも有料販売コンテンツはあり、いずれもゲームプレイに影響を及ぼさないコスメティックアイテムとなっている。
長期運営を想定して作られているアクションRPG『Marvel’s Avengers (アベンジャーズ) 』は、9月4日、PC/PS4/Xbox One向けに発売される。