パブリッシャーのININ GamesとG CHOICEは8月30日、『ワンダーボーイ アーシャ・イン・モンスターワールド』のトレイラーを、gamescomのオンラインイベント「Awesome Indie Show」の中で初公開した。
『ワンダーボーイ アーシャ・イン・モンスターワールド』は、1994年にメガドライブ向けに発売されたアクションゲーム『モンスターワールドIV』をフルリメイクする作品だ。オリジナル版は『ワンダーボーイ』シリーズの最終作として高い人気を誇り、今回のリメイクにあたっては、シリーズの生みの親である西澤龍一氏をはじめオリジナルスタッフが再集結して制作している。
今回公開されたトレイラーでは、主人公アーシャのアクションやステージレイアウトを再現しながら、2.5Dグラフィックに生まれ変わったゲームプレイ披露。オリジナル版の同じ場面と比較するシーンもあり、その進化の様子を確認できる内容となっている。本作では、4人の精霊が侵略者によって囚われてしまい、王妃から精霊救出の命を受けた新米戦士のアーシャが、不思議な生き物ペペログゥと共に冒険をおこなう。
ゲームプレイにおいては、ペペログゥを使ったアクションが特徴のひとつで、リメイク版でも再現。ペペログゥに掴まっての滑空や二段ジャンプなどが可能だ。また、敵を倒すとお金をドロップ。街のショップにて剣や盾、腕輪などの装備アイテムを購入して、アーシャを強化していくRPG要素も用意されている。本作ではさらに、新たなゲームモードやキャラクターボイスの追加を予定しているとのこと。
『ワンダーボーイ』シリーズというと、近年は『ワンダーボーイ ドラゴンの罠』や『ワンダーボーイ リターンズ リミックス』といったリメイク版が相次いで制作され、またシリーズの流れを汲む新作『モンスターボーイ 呪われた王国』も発売。いずれも前出の西澤氏が監修をおこなっていたが、『ワンダーボーイ アーシャ・イン・モンスターワールド』においてはディレクターとして直接携わっているという。
『ワンダーボーイ アーシャ・イン・モンスターワールド』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS4向けに2021年早春発売予定だ。