Epic Gamesストアにて、PC版『HITMAN』と『Shadowrun Collection』の無料配布が開始した。アカウントにログインあるいは新規作成して入手すれば、期間終了後も保有しプレイ可能だ。配布期間は9月3日23時59分まで。
『HITMAN』は、Io-Interactiveが手がけるステルスアクションゲーム。高い人気を誇るシリーズのリブート作として2016年に発売された。日本語に対応する。主人公は、ICAと呼ばれる組織に所属する暗殺者エージェント47。本作では、47がICAの採用試験を受ける20年前の出来事をプロローグとして体験でき、その後フランス・パリ、イタリア・サピエンツァ、モロッコ・マラケシュ、タイ・バンコク、アメリカ・コロラド、そして日本の北海道での暗殺任務に臨む。
各ステージには、暗殺対象のほか多数のNPCや利用可能なオブジェクト・ギミックが配置されており、潜入から暗殺までどのような形で進めるかはプレイヤーの自由。シリーズおなじみの変装ももちろん可能だ。また、マップ内のNPCをターゲットに指定してオリジナルのミッションを作成・共有できるコントラクトモードも用意されている。なお、2021年1月にはシリーズ最新作『HITMAN 3』が発売予定。今回の無料配布で入手しておくと、上述したステージを同作にインポートできる予定だ。
『Shadowrun Collection』は、TRPG「Shadowrun」の世界観を基にHarebrained Schemesが制作したターン制RPG『Shadowrun Returns』『Shadowrun: Dragonfall – Director’s Cut』『Shadowrun Hong Kong – Extended Edition』をセットにした作品だ。『Shadowrun Returns』の舞台となるのは、魔法が復活した2054年の世界。ファンタジーの生物がシアトルの街中を闊歩するなか、必要とされればどんな仕事でも引き受ける傭兵シャドウランナーとして、謎の殺人犯の行方を追うことになる。
『Shadowrun: Dragonfall – Director’s Cut』は、『Shadowrun Returns』向け拡張パックのスタンドアロン版だ。新たなミッションやエンディングなどが追加されている。そして『Shadowrun Hong Kong – Extended Edition』では2056年の香港へと舞台を移し、姿を消した主人公の養父についての調査をおこなう。いずれの作品もサイバーパンクの世界観が特徴。それぞれ独自のスキルを持つキャラクターから選択し、豊富な武器などを駆使したターン制バトルを楽しめる。
PC版『HITMAN』と『Shadowrun Collection』の無料配布は9月3日23時59分まで(ストアページ)。なお、9月4日からの次回無料配布はターン制シミュレーションゲーム『Into The Breach』の予定だ。2019年12月にも無料配布されていたが1日限定だったため、当時入手し損ねた方はこの機会を逃さないようにしたい。