忍者ステルスACT『Aragami 2』発表。影の力を駆使した隠密行動と剣戟にて、一族を救うため戦う。最大3人協力プレイに対応

 

スペインのインディースタジオLince Worksは8月28日、ステルス・アクションゲーム『Aragami 2』を発表した。対応プラットフォームはPC/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X/Xbox Oneで、2021年前半発売予定。本作は、2016年に発売された『Aragami』の100年後の世界を舞台にする続編だ。


前作『Aragami』は不死の暗殺者アラガミが、自らをこの世に召喚した少女ヤミコを救うため、日本風の世界を舞台に光の軍勢に立ち向かう作品で、忍者のような立ち回りや影の力を使ったステルスプレイが特徴だった。そして新作『Aragami 2』では、同じアラガミの名を持つ一族の最後の戦士が主人公となる。身体と精神を蝕む超自然的な病により、影の力を操る能力を得ているという。そして、一族の拠点である羅生門の谷が侵略を受けたことで、捕らえられた一族の者たちを救うための任務に挑む。

本作はソロあるいは最大3人での協力プレイに対応。前作の要素を受け継ぎながら、新たなゲームプレイも導入しているとのこと。本作のゲームプレイの柱となる要素には、戦闘システムと協力プレイのふたつが挙げられている。引き続きステルスプレイをメインとしながら、アクション要素の拡充も目指したそうで、以下のゲームプレイ映像では静かに敵を仕留めるだけでなく、敵と正対して斬り合う激しいバトルが見られる。隠密行動に失敗すると、こうしたリスクある戦いにて切り抜けるしか方法はなくなるという。


オンライン協力プレイは前作にも用意されていたが、本作では新たに制作し直したとのこと。映像では、安全な場所から敵をマークして、仲間とタイミングを合わせて攻撃を仕掛ける様子が見られる。なお、ストーリーはすべてソロでも協力プレイでも楽しめるそうだ。

また映像では、屋根の上など任意の地点に一瞬にしてワープする技も確認できる。前作では影が存在する場所に瞬間移動できたが、本作では明るい場所にも移動しており、影という制限が取り払われたのかもしれない。そのほか、本作では武器や防具のクラフト要素や、3種類のスキルツリーによるアップグレード要素も用意され、アビリティは合わせて42種類存在する。本作のさらなる詳細は今後公開するとのこと。


Aragami 2』は、PC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X/Xbox One向けに、2021年前半に発売予定。Steamのストアページによると日本語表示にも対応するようだ。


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