Reflector Entertainmentは8月28日、三人称視点のアクションアドベンチャー『Unknown 9: Awakening』を発表した。対応プラットフォームはPlayStation 5/Xbox Series X/PC。2021年のリリースを予定している。
『Unknown 9: Awakening』ではインド・コルカタの街で、主人公の少女Haroonaは自身の死の幻影に取り憑かれながら、自らの身体に秘めた不可視の能力に悩まされていた。彼女の師はHaroonaの才能を認め、「The Fold」と呼ばれる未知の次元に触れる力を教え、この領域の謎を解き明かすように導く。
「『Unknown 9: Awakening』はReflector Entertainmentにとってはじめてのゲームです。何か違ったことをしたいと望む業界のベテランたちからなる小さなチームによって進められる熱意あるプロジェクトです」と語るのは、Reflector EntertainmentのCEO、Alexandre Amancio氏だ。「ゲームには、自身が何者なのかを探し求める複雑な内情のヒロインが登場します。ゲームはUnknown 9の世界観にもとづいており、超越的進化か自滅かの分水嶺にある人類を中心とした現代的な物語世界を描いています」。
『Unknown 9』ユニバースはさまざまなメディアを横断して展開するようだ。作家Layton Green氏によるミステリースリラー小説「Unknown 9: Genesis」や、ポッドキャスト「Unknown 9: Out of Sight」、そしてコミックの「Unknown 9: Torment」などを通じて相互に絡み合う物語やキャラクターを描き出す。いずれもスタンドアローンの作品として発表されるものの、すべてを味わうことでより深く『Unknown 9』の世界の謎に迫ることができるという。
『Unknown 9』の世界においては、すでに滅びさり記録にも残っていない先史文明が重要な鍵を握っている。数千年前、人類は社会的・技術的に目覚ましい進歩を遂げた。この古代の黄金時代において、人類はまだ我々が理解しえない能力を獲得していたという。彼らは病を癒し、寿命を伸ばし、精神を肉体から移し替えることも可能だった。しかしこの偉大な文明は何らかの道を踏み外し滅亡した。今やその存在は神話や伝説に残滓があるのみとなっている。ある人々はこれらの知識の消滅を防ぐために集団を形成した。
9つの知識の源は「Books of the Source」と呼ばれ、それぞれは信頼を託された9名の人間に託された。彼ら・彼女らは忠実に秘密を守り続けている。それぞれの本は人類を飛躍的に進歩あるいは滅亡させる凄まじい力を秘めている。これまで数多くの文明がその力を制御できず滅びさってきた。こうした理由から来るべき時が来るまで秘密は固く守られている。これらの謎に対し、「Quaestors」と呼ばれる、秘密を暴こうとする人々の派閥が、『Unknown 9』の物語の鍵を握るようだ。
『Unknown 9: Awakening』は2021年のリリース予定。