実写ドラマ「バイオハザード(原題)」Netflixにて全世界独占配信決定。ゲームを原作として、2つの時間軸で新たなオリジナルストーリーを描く

実写ドラマ「バイオハザード(原題)」Netflixにて全世界独占配信決定。「バイオハザード(原題)」はゲームを原作として、2つの時間軸で新たなオリジナルストーリーを描く。

カプコンは8月27日、ゲーム『バイオハザード』シリーズを原作とした実写ドラマ「バイオハザード(原題)」をNetflixにて全世界独占配信すると発表した。全8話(各60分)で構成される実写ドラマでは、2つの時間軸で新たなオリジナルストーリーが描かれるという。


1つめの時間軸は、14歳のジェイド・ウェスカーとビリー・ウェスカーの姉妹が、ニューラクーンシティに移り住むところから始まる。人工企業都市であるニューラクーンシティで青春を謳歌していたウェスカー姉妹は、次第に街の実態に気づき始め、父親が何か秘密を隠しているのではないかという疑念を抱くように。その秘密は、世界を破滅へと導く危険なものだった。

2つめの時間軸の舞台となるのは、それから10年以上経った未来の世界。地球上の人類は1500万人足らずとなり、T-ウィルスに侵された人間や動物が60億を超える怪物となって地上を埋め尽くしていた。30歳になったジェイドは、生存を賭けて戦う一方、妹や父親、そして彼女自身を取り巻く過去の秘密に苦しめられるという。

実写ドラマの製作は、映画「バイオハザード」シリーズを製作したドイツのスタジオであるコンスタンティン・フィルムが担当。ショーランナー、製作総指揮、脚本を務めるのは、海外ドラマ「スーパーナチュラル」を手がけたアンドリュー・ダブ氏だ。アンドリュー氏は「『バイオハザード』は私の一番のお気に入りのゲームです。この壮大な物語の新たな一幕の語り手となれること、そしてバイオハザード史上初のTVシリーズ作品を、世界のNetflixメンバーにお届けできることに興奮しています。馴染み深いキャラクターが数多く登場すると同時に、これまで目にしたことのない新たな側面 (残虐で狂気に満ちた側面) を見せる本作は、すべてのバイオハザードのファンにとって、そして初めてバイオハザードに触れる視聴者にとっても最高の作品となるでしょう」とコメントしている。


なお、第1話、第2話の監督および製作総指揮は、海外ドラマ「ウォーキング・デッド」シーズン10第10話の監督を務めたブロンウェン・ヒューズ氏が担当する。6月にはゲーム新作『バイオハザード ヴィレッジ』も発表された人気サバイバルホラーシリーズ(関連記事)。新たなメディア展開となる実写ドラマでは、どのような恐怖が待ち受けるのか。今後の続報にも注目しておこう。

Tetsuya Yoshimoto
Tetsuya Yoshimoto

ニュース担当。国内を中心に日々トレンドを探求しています。新しいものや可愛いものが好き。

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