Respawn Entertainmentは8月21日、『Apex Legends』における新たなパッチノートを公開した。「ランパートのエラー落ち問題」や「ディヴォーション弱体化」など、ユーザーの注目を集める修正内容が明かされている。
近日対応予定の問題:
・一部地域でのゴア表現抑制にともなう、ランパートの増幅バリケードによるクライアントエラー
・ランパートがバリケードを設置した際に突然接続が切れるサーバーエラーの修正
・プレイヤーがランパートのミニガンを操作中に破壊された際に起きるエラーの修正
・ブラッドハウンドの特定スキンでランパートのタレットを使用中、首が伸びる問題。ライフラインの「守護天使」スキンについても修正中
・マップで(チームにいなくても)ランパートのフィニッシャー「容赦なし(Boom)」のセリフが聞こえる問題
・R-99のトラッカーが正しく表示されない問題
現地時間20日対応予定の問題:
・ディヴォーションのダメージ弱体化(17→16)、反動を増大。現状で適用できる変化はここまでで、より時間のかかる調整は後ほど適用
・ディヴォーションとターボチャージャーの出現率低下
・金ヘルム・金バックパック・金ノックダウンシールドの出現率低下
*ディヴォーション関連の修正アップデートについては、PS4版向けの配信に遅れが生じていると、『Apex Legends』公式Twitterより説明されている
シーズン6から追加された新レジェンド、ランパートについては実装直後から深刻なバグが報告されていた。アビリティで増幅バリケードを設置した際、特定の条件下でバリケードを破壊するとプレイヤーが一時的にエラー落ちしてしまうという問題である。これは一部リージョンに適用される、ゴア表現抑制のプログラムから生じたバグだと明かされていた(関連記事)。深刻なグリッチだけに、早急な対応が望まれるところだ。
また今シーズンよりケアパケ武器から外されたディヴォーションは、通常武器にもかかわらずあまりの強力さで巷を騒がせていた。ナーフ適用後は基本ダメージが17から16へ低下し、リコイルも大きくなる。今後も引き続き調整が続いていくとのことで「ディヴォーションさえ拾えば勝てる」といった環境は改善されていくだろう。ちなみにブラッドハウンドの「首が伸びる問題」については文字どおり、特定スキンでシーラを使用中に首が伸びて“ろくろ首”状態になってしまう外見上のバグが報告されていた。ライフラインのスキンについても、頭部のパーツが外れてカツラのような状態になってしまうバグが確認されている。
『Apex Legends』の公式パッチノートはこちらから確認できる。Respawnではリモートでの修正作業が続く状況だが、安定した環境でシーズン6を楽しめることを望みたいところだ。