惑星開拓オープンワールド『ASTRONEER』の自動化要素がさらに充実、「Automation Update 002」アップデート配信開始

インディースタジオSystem Eraは8月20日、『ASTRONEER』向けアップデート「Automation Update 002」を配信開始した。本アップデートでは、自動化要素が強化されている。

インディースタジオSystem Eraは8月20日、『ASTRONEER』向けアップデート「Automation Update 002」を配信開始した。本アップデートは、今年6月に実装された「Automation Update」に続く内容となっており、自動化要素が強化されている。

前回の「Automation Update」では、『ASTRONEER』にて本格的な自動化要素が導入された。アイテムを回収するツールに、スロット間で移動させるツール、貯蔵するコンテナや各種センサーなど。アイテムを自動的に量産するにあたり必要な、基本ツールが実装されていた。


「Automation Update 002」では、そうしたツールがさらに充実。より複雑なライン構築が可能となった。電力のオンオフの流れを調整できるPower Switch。指定した回数だけアクティブにすると、ターゲットアイテムもアクティブになる Count Repeater。アクティブにすると一定時間遅れてターゲットアイテムをアクティブにするDelay Repeater。特定のオブジェクトがセンサーゾーンを通過した際に、アクティブになるMedium Sensor Arch/ XL Sensor Hoop A/ XL Sensor Hoop Bなどが追加。

プロダクションモジュールについても、コントロールパネル経由にてリピートすることが可能になった。リピート設定をオンにすれば、電力が通り素材が補充されている限りは、指定のレシピを生み出し続ける。センサーやリピーターの対象や状態については、わかりやすく表示されるとのこと。そのほか、「Automation Update 002」では新たなスーツや、ひまわり印の期間限定のバンドルなども入手可能。不具合についても幅広く修正されている。


『ASTRONEER』は、惑星を開拓していくオープンワールドゲームだ。地形を変化させて資源を採取したり、施設を建てたり、洞窟を探検したりと、キュートなビジュアルの未知なるエリアを探索する楽しさに定評のある作品であった。正式リリース後も多彩なコンテンツが追加されてきたが、ここにきて自動化要素が充実。生産面に強みのあるゲームになりつつある。一方でSteamフォーラムでは、早期アクセス配信開始時点で高く評価された、探索面でのエンドコンテンツを求める声が根強く存在する。正式リリース後も精力的にアップデートを続けるSystem Eraは、そうしたやりこみ型探索のコンテンツ追加に着手するのか、気になるところだ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

Articles: 5173