サイバーパンクホラー『センス – 不吉な予感』日本語対応で8月25日に配信へ。『クロックタワー』と『零』を混ぜ“静かな恐怖体験”届ける

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パブリッシャーTop Hat Studiosは8月19日、『Sense – 不祥的预感: A Cyberpunk Ghost Story(センス – 不吉な予感)』を8月25日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。そのほかの対応プラットフォームPS4/Xbox One/Nintendo Switch/PS Vita(いずれも海外)向けには、2020年秋に配信されるという。Steam版については、日本語字幕/UIに対応しているようだ。

『センス – 不吉な予感』は、サイバーパンク世界を舞台としたホラーゲームだ。舞台となるのは、2083年の新香港。テクノロジーは進化したものの、すべてが豊かになったわけではなく、ネオンの光はあらゆる場所で影を落としている。主人公となるのは、若き女性メイ・リン・マック。メイが謎めいた現象に巻き込まれ、チョンシンアパートの惨劇を目撃するところから物語は始まる。深まる謎、頻発する超自然現象、迫る危機。アジア文化とサイバーパンクが入り乱れる混沌の世界にて、脅威から逃れ真実を見つける探索に身を投じていく。

本作は2.5Dスタイルのアドベンチャーゲームとなっている。横スクロールをベースにしつつ、奥行きの概念も存在。それゆえに2.5Dと表現されているのだろう。マップをうろつき、探索をしながら謎を解き、必要とあらば街の住民たちと会話する。インタラクションを使った調査がゲームプレイの基本である。気になったところがあれば、ズーム機能を使って細かく調べることも重要だ。会話で得られる情報は聞き漏らし厳禁。物語には、陰謀や伝承など複雑な要素が絡んでいる。それらを読み解く上で必要な情報を見落とさず。住民は場合によって同行してくれることもあるという。


そして探索の途中では、脅威と出会うことになる。さまざまな場所にて、目に見えない化け物たちがメイの生命を執拗に付け狙う。メイはそうした脅威に対抗する術を持っておらず、できることは逃げるのみ。敵の様子を伺い身を隠しながら、探索を進めていこう。サイバーパンクの世界観が広がる新香港にはそこら中に危険があふれており、判断ミスや失敗を重ねるとゲームオーバー。本作はオートセーブを採用しておらず、探索中時折発見できるテレビでのみセーブ可能。限られたセーブ地点を活用し、死を回避しながら真実に迫るのだ。なお、本作では一周をクリアしてもすべては明らかにならないという。周回プレイを重ねることで、謎が解けていく。

開発元のSuzakuは2018年5月にKickstarterにて『センス – 不吉な予感』の制作資金を募り、6万ドルを集めたことにより開発が本格化。同作は日本のホラーゲームから強く影響を受けており、『クロックタワー』と『零』シリーズを組み合わせつつも、派手なエフェクトやジャンプスケアに頼らない“静かなホラーゲーム”を目指して開発されてきた。じんわりとプレイヤーを追い詰めていくような、そんなゲームになっているようだ。


開発元のSuzakuは、Benjamin Widdowson氏が2017年に設立したスタジオ。Widdowson氏はアメリカに拠点を置き活動しているアーティスト。『センス – 不吉な予感』には中国の広東地方の伝承といったアジアなエッセンスも散りばめられているそうだが、アメリカ人が開発しているというのはやや意外かもしれない。パブリッシャーにはTop Hat Studios(PC版)とEastasiasoft(Nintendo Switch版)がついている。Eastasiasoftは国内向けに数多くのゲームをリリースしているパブリッシャーということで、日本でのリリースはかなり期待できそうだ。

なおTop Hat Studiosといえば、セクシャルなゲームを取り扱うことの多いパブリッシャーであるが、Steamストアによると露出度の高い服装は登場するが、フルヌードといった強めのセクシャル要素はないという。むしろ、殺人などを絡めたバイオレンス描写が数多く存在するようだ。おぞましい恐怖体験が届けられることだろう。

『センス – 不吉な予感』は8月25日にPC(Steam)向けに発売予定。ストアページではデモ版も配信中。

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