『Apex Legends』シーズン6「Boosted」新映像公開&シーズン開始日は1日前倒しへ。タボチャ復活にミラボヤ消失など、激変する環境

Respawn Entertainmentは8月15日、『Apex Legends』シーズン6「Boosted」ゲームプレイトレイラーを公開。あわせて、シーズン6におけるマップ改変の詳細なども明かされた。

Respawn Entertainmentは8月15日、『Apex Legends』シーズン6「Boosted」ゲームプレイトレイラーを公開。あわせて、同シーズンを8月17日(日本時間の8月18日)より開始することを発表した。これにてシーズン開始日については、すでに発表されていた日時よりも1日前倒しされた形となる。また、シーズン6におけるマップ改変の詳細なども明かされた。

まずは今回公開されたゲームプレイ映像について。最大の注目ポイントはやはり新レジェンド、ランパートの戦闘シーンだろう。ガトリング銃を設置・操作し、無数の弾を乱射。他のレジェンドを圧倒する様子が収められている。また映像の終盤では、独自のバリアシールドを展開する姿も。これらの能力は、先日公開されたランパートのショートムービー内でも確認できたもの。外部からの銃弾を防ぎ、内側から射撃した弾は貫通する仕様のシールドとなっているのだろう。

また今回の映像において、ランパートがシールドおよびガトリングを味方の人数分展開している点にも注目。一度のアビリティの発動で、最大3つのシールド/ガトリングを設置できるのだろうか。またパッシブスキルの効果やアビリティの内訳など、まだまだ気になる部分は多いものの、銃撃戦において攻守可能なガジェットを設置できるレジェンドは初。ランパートは、これまでの戦闘環境に大きな風を吹き込む存在となりそうだ。


そのほか映像内では、シーズン6にて新たに実装予定のクラフト機能の一部がお披露目。同機能はオレンジ色のポッドにアクセスすることで使用できるようだ。ポッドの近くでインタラクトし、クラフト画面に移行。専用の素材を消費することで、ホイール状に並んだ装備アイテムの中から好きなものを生成できるようだ。ただし起動すると特殊なシグナルが発せられるようで、場所とタイミングに気をつけなければ敵に居場所を知らせることになるだろう。

今回の映像にうつるクラフト画面では、ショットガンアモやリスポーンビーコン、医療キットや進化シールドポイントなどが並んでいる。そしてその中には、通常武器仕様らしきディヴォーション、さらに今は無きターボチャージャーと拡張エネルギーマガジンの姿もひっそりと。シーズン6ではディヴォーションが猛威を振るうこととなるのか。その一方で、新たにケアパッケージ入りとなる武器は何になるのか。新シーズンでは武器環境の変化にも目が離せない。


ほかにもゲームプレイ映像の公開にあわせては、シーズン6にて実施されるマップ改変の詳細についても明かされた。今回マップ改変の対象となるのはワールズエッジ。まず、ザ・ドーム周辺の溶岩地帯にロケット発射台が出現するようだ。ここには全4つのコントロールルームが存在するといい、中には大量の戦利品が保管されているという。また周囲の崖上にはザ・ツリー東側へとつながる新たな通路が建設されるとのこと。次に、掘削場について。ここにはハモンドロボティクス社の大型施設カウントダウンが出現。着陸ピットを中央に、周囲には巨大な制御室が存在する。ピットは開けることでき、その内部にはハイティアな戦利品が。ただしそこは四方八方から見下ろすことが可能な場所でもあるという。邪魔が入らないよう、敵の存在はかならず排除しておきたいところだ。


次はハーベスターの東側、線路下の集落について。ここには中継地点が登場。周囲には列車庫やクレーン、コントロールルームなどが存在し、障害物を利用した撃ち合いが展開されるような構造となっているという。なお、ハーベスターといえば周辺にミラージュボヤージュが存在するが、この船はシーズン6にて出航することとなるようだ。つまり無くなるということ。激戦区のひとつであっただけに、出航を寂しく思うプレイヤーも多いことだろう。また、ワールズエッジを走っていた列車も削除されるようだ。そのほか、スカイフックと調査キャンプのあいだにはトンネルが開通。両ロケーション間のアクセスがこれまで以上に容易になり、立ち回りに新しい選択肢が加えられるという。


最後に新ギミックについて。シーズン6のマップ内にはライジングウォールなる建築物が登場するようだ。これはパネルを起動すると上昇するコントロール式の壁のようで、敵からの防御手段のひとつとして機能するという。設置されているエリアは、前述したロケット発射台、ハモンドロボティクス社の大型施設、中継地点の3か所。味方との連携も絡めてうまく扱えば、戦況を有利に運ぶことができるかもしれない。

以上が今回明かされたマップ改変の詳細となる。これら改変の狙いについて開発言は、マップ全体の流れやプレイ体験の向上、そしてコミュニティから寄せられた問題点の解決があると述べている。具体的には、溶岩サイド(ラバシティ周辺)における戦闘環境の改善、とりわけ狭い場所での立ち回りにおける選択肢の増加、新たなプレイ体験をもたらすマップギミックの追加。これら3つを目的とした改変となっているようだ。シーズン6では新マップの実装こそないものの、かなり大きく変容したワールズエッジは、戦闘に新鮮な風を吹き込んでくれることだろう。


『Apex Legends』シーズン6「Boosted」は、日本時間の8月18日より開始予定。本稿では触れなかったが、今回のゲームプレイ映像では新武器ボルトの射撃シーンや新たなコスメアイテムなども確認できる。未視聴の方は必ず見ておこう。

Nobuya Sato
Nobuya Sato

最近Apexにハマり始めた人。幾度となく倒されながら高ランク帯を目指す。でも疲れる時もあるよね。その時はソロ専用ゲームをちょっとプレイして寝ます。

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