3Dアクション『Risk of Rain 2』PC版がSteamにて正式リリース。新サバイバー「Captain」とともに最終局面を見届けよ


インディースタジオのHopoo Gamesは8月11日、Steamにて早期アクセス配信していたPC版『Risk of Rain 2』を正式リリースした。8月19日まで20%のディスカウントが適用され、1900円で入手することができる(通常価格は2376円)。本作は2Dアクション『Risk of Rain』の続編。新たに3Dアクションとして生まれ変わり、より縦横無尽なバトルが楽しめるようになった。自動生成される未知の惑星で、湧き出る敵の大群を相手に生き延びるのだ。アイテムを入手してキャラクター強化を重ね、次のステージへ向かうことが目的となる。時間経過とともに難易度が上昇していくため、迅速な行動が鍵となる。


正式リリースに合わせ、バージョン1.0も配信。主要な追加コンテンツとしては、新サバイバーとして「Captain」が追加された。さらにステージ上の環境オブジェクトとして「Scrapper」が出現するようになった。ほか装備品も「Super Massive Leech」「Gorag’s Opus」「Forgive Me Please」という3種類が追加。さらにゲームの最終面を飾るステージやラストボスが実装される。エンディングのカットシーンとクレジットも追加され、新装のイントロと合わせてストーリーラインがよりが明確となった。


またオンラインマッチング用のサーバーブラウザーも新しく設置されるという。より適切なマッチメイクができ、多くの機能や選択肢が接続時に提供されることになる。またゲームプレイとしては「出血」の持続時間の仕様が変更された。敵味方ともに適用されるため、デバフの運用方法に大きく影響が出るだろう。また時間経過による難易度上昇値が+10%となる。代償として各アイテムの強化効果も増大しており、バランス調整が図られているようだ。またOSP(One Shot Protection/HPが90%以上の場合どれだけのダメージの攻撃であっても一撃死を回避できる)についてもユーザーの要望で手が加えられている。呪いによる無効化が適用されるほか、同じ攻撃で複数ダメージを負ってもOSPが発動するようになった。コミュニティの声を反映した要素としては、敵エリート個体のナーフなども適用されている。

既存サバイバーについては、MUL-Tの武器取り替えが高速化し、素早く手持ちを切り替えながら戦うスタイルとなった。Mercenaryについては「Exposed」デバフを与える能力が追加される代わりに、全体的なクールダウンが長くなり、より玄人向けのキャラクターとなるようだ。Acridは近接・遠隔の二刀流として運用されてきたが、M1攻撃によるコンボでより近接寄りのアグレッシブなスタイルとなる。Artificerは高火力・広範囲攻撃が可能なサバイバーとして強化されるようだ。このほか各種アイテム・ステージ・ボスなどについてパラメータ修正が施されている(バージョン1.0パッチノート)。

『Risk of Rain 2』の対応プラットフォームはPC(Steam)/PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch 。Steamでは8月19日までセールを実施中で、1900円で購入可能だ。コンソール版へのバージョン1.0アップデートはやや遅れての実装となる。