『レインボーシックス シージ』にて期間限定イベント「M.U.T.E. PROTOCOL」開始。ワープや変形を駆使し、近未来タワーを制圧せよ


Ubisoftは8月4日、『レインボーシックス シージ』にて期間限定イベント「M.U.T.E. PROTOCOL」を開始した。同イベントでは、初期実装オペレーターのひとり、Muteにフォーカスをあてた、ステルス要素ありのエリア確保モードが登場。開催期間は、8月17日まで。また開催にあわせては、26種の限定アイテムも追加される。


「M.U.T.E. PROTOCOL」モードは、サーバーのハッキング、またはその防衛を目指す、5対5の特殊なエリア確保モードだ。マップはタワーのみ。攻撃側は2つのエリアを制圧(ハッキング)、もしくは防衛側の全滅を。防衛側はそれを死守しなければならない。ラウンド交代ありで、3マッチ先取したチームの勝利となる。通常のエリア確保と異なるポイントは、大きく分けて3つ。1つめは、先ほども触れたとおり、攻撃側のマッチ勝利に必要な確保エリア数が、通常よりも1つ多くなっている。2か所同時に制圧を試みるのか、それとも1つのポイントを着実に制圧していくのか。攻撃側・防衛側ともに、各場所での人数配分には気をつけたい。

2つめは、ドローンによるモーフィング要素。なんと「M.U.T.E. PROTOCOL」モードでは、攻撃側はドローンに擬態することができる。つまり、ドローンに変装し、マップ内を動き回ることができるわけだ。もちろん、オペレーターの身体と比べて、ドローンは小さく目立たないため、敵拠点にこっそりと侵入するといったプレイも可能。味方との連携次第では、誰にも姿を見られずに目標を達成できるかもしれない。


そして最後3つめは、防弾カメラ通じた、テレポート要素だ。前述したドローンへの擬態と異なり、こちらは防衛側が利用可能な能力。「M.U.T.E. PROTOCOL」モードのタワーには、通常の監視カメラは設置されていない。その代わり、防衛側のオペレーター全員が防弾カメラを所持している。そして、この防弾カメラにはワープ機能が搭載されており、自身・味方のカメラ問を瞬時に移動できるのだ。ただしむやみに設置すると、攻撃側にカメラを発見され、ワープした途端に撃たれてしまうかもしれない。いかに敵からバレない位置に設置するのか、またワープのタイミングなども勝利を掴むうえで重要となるだろう。

以上が「M.U.T.E. PROTOCOL」の概要だ。使用可能なオペレーターについては、攻撃側・防衛側ともに、一部制限がかかっている。具体的には、以下のオペレーターは「M.U.T.E. PROTOCOL」では選択不可となっている。

・攻撃側
―Thatcher
―Montagne
―Blitz
―Dokkaebi
―Twitch

・防衛側
―Echo
―Mute
―Mozzie
―Valkyrie
―Maestro
―Goyo
―Clash
―Caveira

これらのオペレーターはすべて、カメラを用いる、もしくは敵の位置情報を共有可能なアビリティを所持するもの。ドローンのモーフィングと、防弾カメラ間のテレポートを採用するルール上、ゲームバランスを崩しかねない(有利になる)オペレーターは利用できないようだ。また、Muteについてはそうした能力を持たないものの、ドローンを妨害できてしまうといった理由から今回外されたのだろう。


そのほか今回の期間限定イベントにおいては、全26種の限定アイテムも登場。Jackal、Ying、Lion、Mute、Kapkan、Mira、Vigil向けのスペシャルスキンをはじめ、ハイテクノロジーをモチーフとした近未来感あふれるアイテムが勢揃い。また、スペシャルイベントチャレンジの完了、もしくは300R6クレジット・12500名声ポイントを消費することで、M.U.T.E. PROTOCOLパックを入手できる。

ハイテクノロジーの恩恵を存分に味わえる「M.U.T.E. PROTOCOL」。ドローンへの変形やカメラへのテレポートなどは、試合にスピーディーな展開をもたらしてくれることだろう。また、近未来施設へと改装されたタワーの外観や内装にも注目。『レインボーシックス シージ』の世界がもしSFになったら。その答えは、「M.U.T.E. PROTOCOL」モードをプレイすることできっと分かるだろう。

「M.U.T.E. PROTOCOL」は、現在開催中。期間は8月17日までとなっている。