PS5の製品ページが更新。DualSenseやPULSE 3Dワイヤレスヘッドセットなど周辺機器の詳細が公開

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは8月5日、PlayStation 5の製品ページを更新し、周辺機器の詳細を公開した。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは8月5日、PlayStation 5の製品ページを更新し、周辺機器の詳細を公開した。

PS5用の純正周辺機器としては、「DualSenseワイヤレスコントローラー」「DualSense充電スタンド」「PULSE 3Dワイヤレスヘッドセット」「HDカメラ」「メディアリモコン」がこれまでに発表されている。


「DualSenseワイヤレスコントローラー」では、デュアルアクチュエーターによるハプティックフィードバックにて、より体感的なフィードバックを実現。ゲーム内の状況によってさまざまな強さや張力を体感できる、アダプティブトリガーも大きな特徴だ。また、SHAREボタンに代わってクリエイトボタンが搭載され、ゲームプレイの録画やライブストリーミングが可能。ライトバーの配置を一新し、スティックに関しても進化しているという。

そのほか、モーションセンサーや内蔵スピーカーなど、DUALSHOCK 4の機能の多くを引き継ぎつつ、新世代のゲームプレイに向けて調整されている。今回新たに判明した機能としては、コントローラー上に配置されたミュートボタンが挙げられる。これを使えば、会話のオンオフを簡単にコントロール可能だ。また、詳細ページではDualSenseを360度公開しており、これまであまり披露されてこなかった背面の様子も確認できる。

そして「DualSense充電スタンド」を使うと、DualSenseを2台まで同時に充電可能。スタンドの上に乗せるだけという簡単なセットアップで充電が開始し、PS5に接続した場合と同等の早さで充電できるとのこと。これを用意しておけば、空いたPS5本体のUSBポートを別の用途に活用できるだろう。


PS5ではTempest 3Dオーディオ技術を採用しており、対応タイトルではプレイヤーをぐるりと取り囲むような臨場感のあるサウンドを体験できる予定。「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」はPS5の3Dオーディオ向けにチューニングされ、シームレスかつワイヤレスにゲームサウンドを楽しめるヘッドセットだ。

2つの内蔵マイクを搭載しており、独自のノイズキャンセリングテクノロジーによるクリアな音質でオンラインチャットを楽しめる。マイクのミュートや主音量の操作、ゲーム内オーディオとボイスチャットの音声ミックス調整は、ゲームをプレイしながら簡単に操作可能。また、専用のマイクモニタリングスイッチで、自分の声がチームメイトにどう聴こえているか簡単にチェックできるという。

内蔵充電バッテリーでは、最大12時間までワイヤレスでのプレイをサポートする。なお、3.5mm端子も搭載しているため、PS VRヘッドセットやほかのモバイルデバイスなどでも利用できる。さらに、同梱のワイヤレスアダプターを使えば、PS5だけでなくPS4やWindows/macOSでも使用可能とのことだ。


「HDカメラ」は、1080p対応の広角デュアルレンズを搭載。DualSenseのクリエイトボタンでゲームプレイの録画または配信を開始した際に、プレイヤー自身をコンテンツに登場させることができる。PS5本体には背景除去ツールが用意されるため、ピクチャーインピクチャーモードで配信するほか、顔の周りを切り抜いてゲームプレイ映像に合成することも可能。グリーンバックを併用すれば、背景を完全に透過させられる。角度調整可能なスタンド一体型となっており、テレビの上や下などに設置し環境に合わせて調整できる。

「メディアリモコン」では、PS5本体の電源やメニューの操作に対応。ボタンひとつで人気の4つのエンタテインメントアプリを起動し、再生/一時停止・早送り・早戻しボタンを搭載するため、メディアをすばやく操作できる。また、対応するテレビの音量調整や電源入切も可能である。


これらの純正周辺機器は、PS5本体と同じ白と黒のツートンカラーや、滑らかなデザインで統一されている点も特徴として挙げられるだろう。各製品の詳細は公式サイトを確認してほしい。なおPS5では、PS4向けの周辺機器も一部条件付きながら利用可能となっている(関連記事)。

また余談ではあるが、海外ではソニー製テレビ「ブラビア」の2020年モデルが発表されており、一部モデルについては「Ready for PlayStation 5」に対応。4K/120fpsをサポートし、低遅延のゲームモードを搭載するほか、DualSenseにてPS5本体と一緒にテレビの電源をオンにしたり、逆にテレビ側のリモコンでPS5の操作をおこなうことが可能だという(Sony)。こちらの国内での展開にも注目である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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