昨日7月30日に夏のアップデート第2弾が実装された『あつまれ どうぶつの森』。アップデートによって、夢を介して自分の島を公開したり、公開された他のプレイヤーの島を覗くことができる「ゆめみに出会う機能」や、季節イベントとなる「花火大会」などが楽しめるようになっている。そんな中、こっそりと追加されている要素もいくつか存在する。その一つが「ツタンカーメン」のDIYレシピだ。シリーズ恒例の呪われし被り物である。
ツタンカーメンのDIYレシピはアップデート後、岩を叩くとまれに出現するレア鉱石であるきんこうせきを拾うことで閃く。レシピで必要となる材料は、きんこうせきが5個。複数種類の材料を必要としないものの、一から材料を集めるのは意外と苦労するだろう。マイルりょこうけんを交換して、離島ツアー先にある岩からも調達するといいかもしれない。
集めた材料を元に作成した黄金のマスクは、従来シリーズと比較するとかなり実物に近いクオリティになっている。平面的だった顔立ちが立体的になっており、ちょっと不気味だ。光沢感にも磨きがかかり、飾り物の蛇形記章も精巧に作られている。総じて存在感は抜群、他の島を訪問する際に被れば頭部への熱い視線を感じることだろう。ちなみに本作は「エジプトのふく」を仕立て屋で入手することができる。マスクとのコーディネートにぴったりだろう。
このツタンカーメンだが、見た目が豪華なだけでなく、特有のギミックも備えられている。その一つは着用時のSEだ。他の被り物を着用すると、プレイヤーがクルっと回ると同時に可愛らしい旋律が流れる。対してツタンカーメンの場合は、馴染みある可愛らしい旋律が狂った、呪われたような音を聴く事ができる。このアイテム限定の演出なので、ぜひ作成して確かめてみてほしい。
そしてもう一つが「プレイヤーが転ぶ」というギミックだ。ツタンカーメンを被って島を走っていると、呪いのせいなのか、はたまた頭が重いせいなのか、とにかく転びまくる。島の住民の近くで転ぶと驚いて心配されるほど盛大な転びっぷりなのだが、いくら転んでも膝を擦りむくといった怪我はしないようなので存分に転ぼう。
ちなみにこの「転ぶ」というアクシデント、ツタンカーメンを被っている時以外にも起こるようだ。弊誌で確認できているのは、風船を持っている時。この手に持てる風船は、新たな季節イベントとなる花火大会の際に、つねきちの屋台で行われる「いなりくじ」の景品で入手できるようだ。風船は島に飾ることも可能で、手に持って走り回っていると時折転ぶ様子。転んでしまうと、風船は空の彼方へ飛んで行ってしまうという。これらから、今回のアップデートで転ぶ要素が追加されたとみていいだろう。
ちなみに、転ぶ要素は過去のシリーズ作品にもあったもの。『とびだせ どうぶつの森』では運勢の概念があり、運の良い日、悪い日がランダムで決まるようになっていた。運の良い日には、岩から出るお金が多くなったり、お店ではいつもより高値で買い取ってくれたりとラッキーな事が起こる。逆に運の悪い日には、頻繁に転んだり、ハチの巣がよく落ちるうえにハチが猛スピードで追いかけてくるといった現象がみられたのだ。
今回の追加要素を布石として、運勢システムの追加や、占いを行ってくれる「ハッケミィ」などが登場する可能性もあるかもしれない。