ジオラマ観察ゲーム『Cloud Gardens』発表。荒廃した都市で種をまき、人工と自然混ざる景観を創り出す

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個人スタジオNoioは7月27日、『Cloud Gardens』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、年内に早期アクセス配信を開始するという。早期アクセス期間は3か月が予定されている。本作は王国運営ストラテジー『Kingdom』シリーズを手がけるThomas van den Berg氏(Noio)の最新作だ。

『Cloud Gardens』は、ジオラマ観察ゲームだ。本作では、画面の真ん中に小さなジオラマが存在している。ジオラマは単なる平地ではなく、どうやらうち棄てられた都市の一部であるようだ。朽ちたビル、崩れた家、動かなくなった車。かつて栄えていた都市の残滓が点在している。プレイヤーは、この棄てられたジオラマに種を植えることで、木々を生やし植物を成長させていく。木々や蔦を発展させ、さみしげにうつる文明の遺物に、新たな価値をもたらすのだ。

ゲームシステムについての詳細は不明であるが、トレイラーではマウスで場所を決めて種を植えるようなゲームプレイが確認できる。種のほかにも、色落ちした瓶や駅のホームにあるような屋根。年代ものの自動販売機、錆びた列車など、自然以外の人工物も設置可能なようだ。オブジェクトを置くことで、まわりの環境が変化するようなギミックも確認できる。雨を降らしたり、箱を壊したりなど、多岐にわたるインタラクションが楽しめそうだ。


ゲームモードとしては、目標なくひたすら美しい景観構築を追求できるサンドボックスモードと、各ジオラマの「自然と人工物の調和」をとっていく6チャプターに分かれたキャンペーンモードが存在しているという。ゲームの目的は、植物でジオラマを埋め尽くすこと。オブジェクトを植物で覆っていくとメーターがたまっていく。そしてさらなるオブジェクトが与えられ、ジオラマが拡張されていくのだ。オブジェクトは植物の成長の力となるが、ステージを完了させるには、葉で覆う必要もあるという。そのために、自然と人工物のバランスをとることが求められるそうだ。

『Cloud Gardens』は、早期アクセス期間中にはゲームのコアループを修正していきながら、UIなどを改善および洗練させつつ、リワークや調整を重ねていくという。一方で、開発の方向性については、早期アクセスの成功やフィードバックの量や種類に依るところも大きいとのこと。現時点で検討されているのは、Modサポートやジオラマがシェアしやすくなる機能、技術的なレベルエディター、植物成長のメカニクスの追加など。ロードマップなどは存在しておらず、ユーザーの反応を見ながら開発は進められていくことになりそうだ。


Noioは、冒頭に述べたようにThomas van den Berg氏による個人スタジオだ。これまではパブリッシャーのRaw Furyと共に『Kingdom: New Lands』などを開発してきたが、今作は実験作であるためか、Noio名義でリリースされるようだ。ゲームを彩るLo-Fiサウンドについては、『Kingdom』シリーズの音楽を手がけたAmos Roddy氏が担当する。Berg氏のTwitterを見ると、2019年初頭時点で『Cloud Gardens』のプロトタイプ版らしきものが確認できる。それなりに時間をかけて開発していることは間違いなさそうだ。

『Cloud Gardens』は、2020年内にPC(Steam)で早期アクセス配信予定だ。

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