『Escape from Tarkov』へ日本語がテスト実装。パッチ0.12.7からはタスク説明やアイテム、設定が日本語表記に対応
Battlestate Gamesは7月27日、『Escape from Tarkov』へパッチ0.12.7を配信し、表示言語に日本語をテスト実装した。メニュー画面右下の歯車のアイコン「SETTINGS」から、「Interface language」をjpに設定することで日本語で遊ぶことができる。
日本語への翻訳は、有志によるBattlestate Games公認の翻訳ボランティアチームによって行われた。翻訳は各アイテムの説明や、設定画面まで多岐に渡る。テキスト量が多く英語で読むのが大変なタスクの説明も、日本語に翻訳されている。とはいえ今回の日本語対応はテスト実装ということで、まだ修正箇所が多く存在するそうだ。予期しない部分に翻訳がされていたり、逆にされていなかったりする可能性もある。あくまでテスト実装であることを了承の上で、日本語表記に変えたほうがよさそうだ。
フォントについてもテスト実装ということから翻訳チームの希望とは異なり、デフォルトフォントである明朝体となっている。翻訳チームとしてはゴシック体を中心に、英字のフォントであるBenderと親和性が高いものをいくつか提案しているそうだ。明朝体は今のところ若干読みづらいかもしれないが、正式に実装される際はより読みやすいフォントに変更されるのではないだろうか。
ちなみに日本語の実装と同時に配信されたパッチ0.12.7は、さまざまな変更がなされている。Customsではマップ南の工業地帯が拡張された。新しい建物が追加されたり、ハリボテだった建物が探索可能になりマップの様子が大きく変わっている。Shorelineには新ボスとしてSanitorが出現する。こちらのボスが持っている刺激剤は、被ダメージを減少させたりと非常に強力な効果を持っているようだ。さらにグレネードランチャーをはじめ、武器や弾薬も新しいアイテムが購入できるようになった。
翻訳チームとしても実際のゲーム画面で日本語テキストを見るのは、今回のテスト実装が初めてになるという。翻訳チームは修正案を作ると同時に、公式フォーラム上の日本語コミュニティで翻訳へのフィードバックを集めている。誤字や訳の違和感に気が付いた方は、指定のフォーマットに従いフィードバックを送ってほしいとのことだ。