『SteamWorld Dig』開発元が新作『The Gunk』を発表。まさかの3D探索ゲームに
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インディースタジオImage & Form Gamesは7月24日、Xbox Games Showcaseにて『The Gunk』を発表した。対応プラットフォームはXbox One/Xbox Series X/PCで、2021年9月の発売が予定されている。Thunderful Publishingより発売されるという。
『The Gunk』は、3Dアクション・アドベンチャーだ。舞台となるのは、不毛の惑星。タイトルにある「Gunk」が意味するように、ベタベタの気持ち悪い惑星がテーマとなる。それもそのはず、この星はスライムらしき謎の生物に寄生されているのだ。枯れつつある惑星で何が起こっているのか、プレイヤーは調査することになる。
ゲームプレイとしては、広大な惑星の探索を介して、星の危機を救うことになるという。クエストを請け負い、謎解きや戦闘をしながら、地面の下に眠る秘密を探っていくそうだ。またフィールドに垂れている汚れたヌルヌル液を吸い込み、使用することが鍵を握るという。具体的には戦闘や謎解きにて使えるようだ。そのほか、落ちているアイテムを組み合わせクラフトをすることも重要になるとのこと。惑星を美しくしていくことで、行動範囲が広がっていく。
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Image & Form Gamesは、『SteamWorld Dig』シリーズの開発元。同作は、鉱山を掘り降りていく2Dアクションゲーム。探索と採掘のバランスが絶妙であり、人気探索アクションとして根強い人気を誇る。Image & Form Gamesといえば、同シリーズをSRPG化する『SteamWorld Heist』やデッキ構築RPG化する『SteamWorld Quest』を発売するなど、新ジャンルへの挑戦には積極的。そしてこのたびは同社の特徴である2Dではなく、3Dアクションゲームが発売される。
とはいえ、トレイラーでは鉱山らしき場所をうろつくなど、旧作のエッセンスも随所に感じられる。探索アクションゲームづくりに定評があるImage & Form Gamesは、3Dゲームづくりにおいてもそのノウハウが活かせられるのだろうか。ちなみに本作はシリーズとのつながりはなく、完全新作として作られているそうだ。
『The Gunk』は、2021年9月にリリース予定だ。